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北欧スタイルの魅力~視覚的な楽しみ
北欧スタイルの魅力~視覚的な楽しみ
間接照明やキャンドルで視覚的なあたたかさを楽しむ
長い夜を楽しむために、あたたかみのある光を生活に取り入れるのも、北欧の家庭では一般的。つまり、照明も北欧スタイルの大きなポイントです。
その際、選びたいのが、すっきりとしたシンプルなデザインの照明器具。木やファブリックが使われているものだとナチュラルな雰囲気に、ガラスやホーロー製のものだとモダンな印象に仕上がります。さらに、電球色を用いた間接照明にすることで、部屋に広がりや陰影などが加わり、視覚的なあたたかさが演出できます。
間接照明のいいところは、生活シーンに応じた光の表情がつくりやすいこと。
例えば、ゆったりとくつろぎたいリビングや寝室ならスポットライト(1点を集中的に照らす照明)で壁を照らせば部屋自体に奥行きが、そしてフロアライト(床置きの照明)で低めの位置を照らせば落ち着きのある雰囲気が表現できます。また、明かりには人を呼び寄せる効果もあるため、リビングやダイニングなど、家族が集まる空間では部屋の中心にペンダントタイプの照明をつるすと、そこが明かり溜まりとなり、団らんを楽しむきっかけにも。
明かり一つで大きく部屋の印象が変わるため、楽しみながら取り入れたいものです。
さらに、リラックスしたい夜にはキャンドルを利用するのもおすすめ。キャンドルの明かりがつくる陰影やゆらゆら揺れる炎がもたらす鎮静作用が豊かな夜の時間をもたらしてくれるでしょう。
ちなみに、キャンドルは火をつけずにそのまま部屋に置いておいても十分インテリアのポイントになりますが、やはり冬の時期は実際に火を灯すことで見た目のあたたかさが楽しめます。
その際、高さの違うキャンドルをたくさん並べても素敵です
情報提供:住宅情報マガジン『余はくvol.20 新春号』
P8~P11(2014.1.1発行)
取材・文/冨部 志保子氏 写真提供/unico
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