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2025年11月13日(木)
高齢世帯が増えていくと『生前整理』がいっそう大切なことに
20年後の日本
高齢世帯が4割超に

高齢世帯が増えていくと生前整理
がいっそう大切なことに。社会保障の視点からの懸案はもちろんですが、日々の暮らし、そして相続に至るまで、いろいろな問題を秘めています。ここでは、『家づくり』という視点から、実家を建替えして親世帯と子世帯が住む、または、親世帯がサービス付き高齢者賃貸に引っ越して、子世帯が親世帯の家に住む場合を考えてみましょう。
現在は、たいていの親世帯は昭和ヒトケタ世代。戦中戦後のモノがない時代に育ち、戦後の高度成長期に働き盛りを過ごした親の価値観は、新しいモノを手に入れることで生活のステップアップを果たした世代。一方、子世帯は有り余るモノに囲まれ、いかに必要なモノを絞り込むかに苦慮してきた世代です。
親の病気や死、施設への引っ越しなど、親の人生の節目に子として親のモノを片づける体験することは、これから一気に増えてきますが、今後、なんの対策もしないままだと親のモノの片づけに向き合う子ども自身が悲しい思いをしたり、不要品処理に伴う負担を子世帯が背負うことになります。

そのとき想定される問題について、一般社団法人家事塾主宰辰巳渚氏の近刊片づけられない親のための幸せの生前整理
から抜粋してご案内しましょう。
片づけられない親のための幸せの生前整理(発行日2014年2月1日)
生前整理での困りごと
子どもの立場と親の立場から見た困ったこと(比較)
| 子どもの立場から見た困ったこと | 親の立場から見た困ったこと |
|---|---|
| 気持ちに後味の悪さが残る | 気持ちに割り切れなさが残る |
| 親子関係がぎくしゃくしてしまう | 子どもの負担が負い目となる |
| お金の負担がかかる | (該当なし) |
| 時間の負担がかかる | (該当なし) |
生前整理は親と子の関係を見つめ直す作業
親が亡くなってから慌てることがないよう、親が存命でいらっしゃるときに、親の身の廻りの整理を進めておくことは、ほんとうに大切なことです。親が自分の最期を意識し身の始末のような覚悟をもって取り組むようなことにしてしまうのではなく、子が主体となって、親といっしょにモノの片づけに取り組むことは、これからの親と子の関係を見つめなおし、生き方を整える作業をすることなのです。
これらの生前整理を通じて、親との二世帯で住まうことや、実家を建替えるとき、子どもは暖かい気持ちで親の幸せな記憶を生きることができるのではないでしょうか?長期の休暇期間中は、整理を通じて親子の関係を見つめ直す良い機会。親の財産である家
について、このような視点で捉えてみることも大切です。
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