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春の片づけは、できる範囲で、楽に実行するとうまくいきます
【1】春の片づけはできる範囲で楽に実行するとうまくいく!
『春の片付け』を行うときに直面する、モノを捨てるときの迷いをどう乗り切るか、という考え方について、テレビを観ると、年度末・新年度・卒業・入学・新学期と、新生活に関する話題がたくさん特集されています。
いわゆる片付け特集では、使うモノ・どうしていいかわからないモノ・使わないモノという3つの箱に、今あるモノを分類しましょう、という片付け
仕分け方法を案内されていることがほとんどです。ところが、この仕分けを実際にやってみると使うモノ・どうしていいかわからないモノグレーゾーンが予想以上に多いことに直面する方々が大半なのです。捨てるモノの選び方ひとつにしても、誰しもが自分にとって心地よくしようとすることから考えるわけで、モノを捨てる判断基準は、人によって千差万別なのです。
いくら他人の価値観に共感しようにも、必死に片づけメソッドを実践すればするほど、うまく片付けることが辛くなってきます。誰しも、整理整頓された『きれいな住まい』がいいと思います。
片付けメソッドを“きちんと”実行すればモノを捨てることはできますが、必死に実践しようとして、片付けを進めていくことで抑えきれないほどのストレスが溜まってしまうのでは主客転倒ですし、家族でこれからの家づくり計画を練る際も、家族間に片付けに関するしこりが残っていると、最後の最後で爆発してしまう可能性があります。
そこで、片付けのときには、こう考えてみましょう。
【2】片付けを楽に考えよう
いろいろな片付けメソッドがありますが、共感する考え方を、とりあえずできる範囲で、楽に実行してみましょう。
いかに暮らすかを考えると、どんなモノを持ち、どんなモノを捨てるかを日々の暮らしは心地よいことが、なにより大切なことです。日々の暮らしで無理が続くことは決して良くありません。よくしようとする努力はあったほうが、時間がかかっても成功する可能性が高まります。無理なダイエットがリバウンドしてしまうのと同じような考え方です。
有名人がうまくいった、という片づけ方法が、はたして自分、自分たち家族の考え方に沿った片づけ方法なのか。無理矢理片づけ方法の枠にはめてリバウンドするより、最初から“完璧”を目指さず、無理のない考え方・無理のない方法で春の片づけをしたほうが、時間がかかっても成功する可能性が高まるのです。家づくりの計画を進めるにあたり、現在の『日々の暮らしのなかでの片づけ方』は、家づくり計画に密接につながることです。理想の住まいを考えながら、無理なく春の片づけに取り組むと、きっとステキな住まいができますよ。
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