住宅関連記事・ノウハウ
2025年11月29日(土)
台風による強風や竜巻に備える家づくりでは「窓」が重要
はじめに
台風といえば強風による被害も甚大でしたが、最近は「竜巻」に代表される強い突風による被害も、数多く報道されるようになったきた印象があります。「竜巻」は、前線や台風の影響および大気の状態が不安定となりやすいことなどによって、発生確認数は7月~11月にかけて多く発生しています。1991年~2017年までに気象庁にて確認した竜巻458件について、発生件数を調べると、全体の約70%が毎年7月~11月の5か月に発生しています。
「竜巻」という言葉を聞くと、ハリウッド映画に出てくるような「よく海外で起きている大規模な災害」をイメージする方が多いのですが、かつて発生した竜巻の規模は全国ニュースで取り上げられる程の話題にならない被害規模でした。たとえば、運動会の屋外テントが突風で倒れたものの、竜巻に巻き込まれて大けがしたなどの人的被害はもとより、建物全壊などの被害は少なかったからです。
ところが最近の竜巻被害は、軽自動車や小型乗用車が飛ばされ、竜巻の影響で住宅が全壊するといった、大きな被害をもたらす竜巻が増えつつあります。よって、近年増えてきている竜巻被害が心配な方々、強風等で家の窓ガラスが割れた経験がある方々にとっては、住まいの竜巻対策は早急に対策すべき重要な課題です。
では、新しく住まいを建てるときにできる「竜巻対策」は、いったいどのようなことが必要なのでしょうか?

窓を守ることが最優先
強風が建物に吹き付けたとき、真っ先に被害を受けやすい場所が窓。窓は屋外に直接、接する場所であるにもかかわらずガラスという薄い素材です。風による力はもちろん、飛来物があたった衝撃によって簡単に破損します。したがって、台風による強風や竜巻対策は、まず風によって飛来してくるものから「窓」を守ることを最優先に考えます。
飛来してくるものから窓を守るには、住宅の新築時にシャッターや面格子、雨戸などを設置すると良いでしょう。
シャッターは、普段は窓の上部に収納しておき、いざというときは下に降ろして窓や建物を守ります。電動式のシャッターであれば、室内からリモコンで操作することもできるので、急に竜巻が接近しても安全に対策を施すことができます。
面格子は、窓の外側に取り付けることで窓ガラスや窓枠を風の力や飛来物から守ります。面格子は自在に動かすことができないため、普段から開けたり閉めたりする窓には不向きです。しかし、面格子は収納しておくスペースが不用であること、防犯にも役立つというメリットもあります。
雨戸は、普段は窓の脇に収納しておき、強風や豪雨が降ったときに取り出すことで窓を守ってくれます。窓の脇に収納スペースが必要ですが、最も簡単で手軽な強風・竜巻対策です。
このように、事前に窓に竜巻対策を施しておくことで、住まいに被害が出なければ問題はありません。しかし、竜巻の規模によっては窓ばかりではなく建物自体に被害が及ぶこともありえます。
「風の力を受けにくい構造」の平屋が最適?
想定を超える大型の竜巻に対抗するためには、建物自体のつくりを竜巻に強い形にしておくしかありません。窓の対策とは異なり、「竜巻に強い構造」の家にするならば、計画初期段階で考慮しておくしかありません。
たとえば、オーバーハングと呼ばれる2階部分が1階部分よりも外側に突き出した構造や、ひさしのような「外側に飛び出す形のエクステリア」は、風による影響を受けてしまいやすいものです。竜巻被害を防ぐためにも「風の力を受けやすい構造」は避けたほうが無難です。
代表的な構造は平屋。
2階建てよりも1階建てのほうが地面に対して平べったい形になるため、風をうまく受け流すことができるのです。
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