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住生活コンサルタント 早坂淳一 ネクスト・アイズ株式会社新築注文住宅で、建築予算を抑える方法

住まいの新築を考えたとき、好みやこだわりを自由に生かせる注文住宅を検討される方々は、たくさんいらっしゃいます。注文住宅を検討される前に、そもそも注文住宅と分譲住宅との違いは、いったいどこなのでしょうか?まず、注文住宅と分譲住宅のメリット・デメリットについて、以下にまとめます。

注文住宅の建築予算は、優先順位をはじめに決めること
画像:株式会社ヤマダホームズ

1 注文住宅と分譲住宅の違い メリット・デメリット

注文住宅と分譲住宅の違い メリット・デメリット

注文住宅は自由度が高いかわりコストは高くなりがち。分譲住宅は自由度が低いかわりコストを抑えることができます。

注文住宅のメリット

  • ・外観や内装を自由にデザインできる
  • ・工法や建材、部材、設備が自由に選べる
  • ・設計・施工に携わるパートナーを自由に選べる
  • ・ライフスタイルにあわせた間取りができる

注文住宅のデメリット

  • ・設計・建築費用が割高になりがち
  • ・設計~竣工引き渡しまで時間がかかる
  • ・個性的な造りでは、売却が難しい
  • ・土地がないと、手間がかかる

分譲住宅のメリット

  • ・購入すれば、すぐに入居できる
  • ・モデルルームで設備や仕上げの確認ができる
  • ・注文住宅より安価
  • ・一般的な間取りなので、売却しやす

分譲住宅のデメリット

  • ・外観や内装は妥協が必要
  • ・事前に希望の設備を組み込むことができない
  • ・工事の状況を見ることが難しい
  • ・ライフスタイルの変化にあわせた間取りが難しい

自分の希望を叶えやすい注文住宅を建てることに決めたとしても、コストを抑えるポイントを外さなければ、分譲住宅とそう変わらない建築費に抑えることは可能です。

2 注文住宅で具体的にコストを抑える方法とは

注文住宅で具体的にコストを抑える方法とは

それは、ムダな注文をしないことです。では、ムダな注文をしないためには、いったいどのような方法をとれば良いのしょうか?注文住宅は、あらゆる仕様・材料・建築パートナーを選ぶことができます。注文住宅法に抵触しない範囲であれば、ほとんどの要素をご自身で選択することができます。ご自身で優先順位の取捨選択ができます。ご自身の優先順位の他に、事前にご家族の同意をとりつけておかないと、新居に入居してから家族間のあつれき軋轢(あつれき)が発生する可能性が高くなります。いかに計画段階で家族間で優先順位の取捨選択をすることが何よりも重要なことなのです。

では、そのご要望の取捨選択(優先順位付け)は、どのようにすれば良いのでしょうか?その方法は、家族全員で、付箋などに要望をすべて書き出し、その要望の取捨選択を家族全員(つまりその注文住宅に住まう利害関係者)で行うことです。ポイントは必ず付箋などに書き出して、記録を残すこと。口頭で希望を伝えるだけでは、後々家族間で言った言わないといったトラブルになりかねませんので、どんな些細な要望でも、家族全員の希望をすべて書き出すことが大切です。そのうえで、家族それぞれの要望を家族全員で評価づけします。

決して1人でやってはいけません。家族全員を巻き込んで家族全員で考えさせることが、入居してからの家族関係に大きな好影響をもたらします。評価づけは、家族それぞれ必要・不要・わからないと3段階で評価づけします。家族それぞれ必要という数が多ければ、まさに『ここだけは譲れない』というこだわりの要素。家族それぞれ不要という数が多ければ、その要望は『こだわりのない』要素になります。この付箋などに書いた要素別の仕分けが終わったら、念のため仕分けした要素を撮影して、作業記録として残しておきます。あとあと、家族間で『言った言わない』といったトラブルを避けるため、評価づけの仕分けが終わったタイミングごとに記録しておきましょう。

わからないという数は、『ここだけは譲れない』『こだわりのない』要素で結果同数になってしまったなど、順位づけが割れたときに優先度を確認・調整するため。家族間で順位づけが割れたとき、わからないという要素ごとに、『ここだけは譲れない』『こだわりのない』仕分けを、家族全員が納得するまで繰り返します。住宅会社に要望を説明するとき、口頭だけではなかなか伝わらない要望づけの優先順位も、映像に残した検討記録を印刷して渡すだけで、もしかするといちどは諦めてしまった要望が、少ないコストで実現できるようになるかもしれません。

3 建築予算の配分も自由なのが注文住宅のポイント

建築予算の配分も自由なのが注文住宅のポイント

注文住宅でコストを抑えるには、この『こだわりのない』部分をどれだけ増やすことができるかにかかっています。家族の総意で『こだわりのない』部分は、できる限り経済的な仕様・設備にすることで、建築コストを抑えることができますし、その分こだわりの強い部分にお金をかけることができます。このように、検討初期段階から建築予算の配分を決めることができるのが、注文住宅を建てる最大のこだわりであり、最大の楽しみ。

このプロセスについて、どうしても家族全員で実行することができない方は、注文住宅を建てるより、分譲住宅を選んだほうが住宅の購入で苦労することはありません。

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住生活コンサルタント 早坂淳一住生活コンサルタント 早坂淳一

住生活コンサルタント 
早坂淳一
ネクスト・アイズ株式会社

大手百貨店にてクレジットカード事業の立ち上げやポイントカードシステムの運用、全店販促支援システムの運用、売場リニューアルブロジェクトなど、新規事業を中心とした業務に従事。 その後、携帯キャリア店舗改善プロジェクトや不登校児童・生徒活動支援プロジェクト、工務店支援プロジェクトに従事したのち、工務店にて営業を経験し、現在は第三者機関ネクスト・アイズにて、住宅コンサルタントとして活躍中。

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