住宅関連記事・ノウハウ
2025年11月29日(土)
見て分かる「見積書」が本当の「"見"積書」(3)「見積図」?
はじめに
さあ、設計図が出来上がりいよいよ大工さんや工務店に見積もりを頼みます。こうして同じ設計図で各社が見積もり書をつくり、どう家を建てて行こうとしているかまでも見えてくるのです。建て主はこれによって各社、工事の担当者とも面会して安心して決めることができるのです。
目で見てわかる“見積図”をつくる
特にリフォーム工事の場合、今の家からどこがどう変わるのかの、部屋あるいは部位ごとの見積もりを出してもらうのです。その部分だけを工事した場合の施工費、解体費さらには経費や設計料までも含み、それを細かく表現して価額を出してもらえば経験のない大きな金額の内訳が見えて来てしろうとの建て主にも工事の内容が分かって来るのです。
しかしリフォームなどの場合は壊してまた新たに造るなど、なかなか分かりにくいものです。
そこで目で見てわかる部屋ごと、部位ごとの見積もりをしてもらえるように平面図に合わせて見積もりを出してもらうのです。つまり設計者に想定する“見積図”を描いてもらうのです。
平面図に合わせて見積もりを出してもらうのです。つまり設計者に想定する“見積図”を描いてもらうのです。
例えば台所では、内装工事がいくら、そしてシステムキッチンがいくら、さらに設備工事がいくら、その諸経費や設計料までがそれぞれいくらかです。それをしめて200万円!トイレ、さらに浴室、玄関、子どもたちの部屋と、リフォームの範囲がどんどん広がり、その全体の価額の目安が立ちます。
共通した“見積図”にそれぞれに額を入れる

イラスト:見てわかる部屋ごと・部位ごとの「“見”積図」(画:天野彰)
こうして、予算が800万円に対し、1200万円以上にもなります。しかしここで慌てず騒がず、それぞれの部屋ごとの“見積図”を改めて“見る”と色々見えてきます。
まず今回は子ども部屋と玄関のリフォームはやめ! さらに便器と浴槽の価額レベルを2ランク下げる。さらにキッチンも1ランク下げたものに…。これで、しめて850万円!そこで「ここまであきらめたのですから50万円はまけてくださいよ」と大工さんに。果たして「分かりましたよ!負けたなあー」と。こうして互いがすべてを納得した上で安心な契約ができるのです。
監理は工事の“眼”となるセカンドオピニオン
リフォームなどは施工方法によっては半額以下にもなります。クーラーやカーテンじゅうたん、家具などもすべて見積もりから外して直に購入した方が安くなるものもあります。さらに不動産取得税や固定資産税などの課税対象額にもなりません。しかもその現場がその見積書通りにできているのか、さらに変更をしたときの精算も建て主にはなかなか分かりにくいものです。得てして疑心暗鬼ともなりやすく、これは互いに損です。
そこで、最初から設計者に監理まで依頼をします。施工の安全確認、管理責任はあくまでも施工者ですが、設計監理者は確認申請や第三者的なセカンドオピニオン的な役割にもなってもらえ、専門家の眼でアドバイスもしてもらい、施工者との調整もしてもらいます。
さあ、こうして念願の家ができるのですが・・・、ここでちょっと先行きを見てみましょう。長期にわたるコロナ災禍の家は?ウクライナ侵攻などの不穏な世相に対して、果たしてどんな家が安心なのでしょう。
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