住宅関連記事・ノウハウ
2025年11月29日(土)
家を建てるタイミングはいつ?家を建てる時期の決め方を解説
家を建てるベストタイミングとは?年齢、年収、貯金の目安と注意点
マイホームは人生最大のお買い物。憧れの方も多いのではないでしょうか。
やり直しの効かないことですから、よくタイミングを考えて建てる必要があります。そして、ポイントを知っておくだけで、失敗を減らすことができます。考えるタイミングというのは、大きく分けて3つです。
✅ まず、入居したいタイミング。
4月から転勤や進学が決まっているとか、住んでいる賃貸の更新に合わせたい場合ですね。それまでに住めるように、逆算して家を建て始めないといけません。詳細を打合せし、着工してから完成まで、4~6か月かかりますから、どんなに遅くても半年~1年前には動いていないといけませんね。
✅次に、着工のタイミングについて
着工するタイミングは、春か秋がベストです。着工してすぐ行う基礎工事に使うコンクリートは、暑さや寒さに弱いため、夏場・冬場の基礎工事は避けた方が無難です。また、注文住宅は春に相談を始める人が多いようなので、相談を他の時期にすれば計画がスムーズに組めるかもしれません。
ここまでは、どんな人にも一律に言えることです。そして、最も重要で、人によってさまざまなのが、「ライフイベントのタイミング」。これから詳しく解説していきます。

家を建てる人が多い時期はいつ?

家を建てる人が多い時期は、一体いつなのでしょうか。
- ・相談は混雑時の春を避けるとよい(前倒し or 夏以降~)
- ・着工は春 or 秋がよい
以上を踏まえた上で、自分のライフイベントや家族の状況などで判断していきましょう。一般的には、何らかの大きなライフイベントがあった時に、家を建てる決断をする人が多いです。
家を建てる人が多い、人生の節目は大きく4つ挙げられます。
- ・結婚をした時
- ・子供を出産した時
- ・子供が進学した時
- ・子供が独立した時
家族が増えると、住んでいる家が手狭になったり、生活の中で重視する価値観が変わってきますね。そういったタイミングで、住宅購入を検討する人が多いようです。
それぞれのタイミングにメリット・デメリットもあります。ライフステージの流れに沿って順番に紹介しますので、早速ひとつずつ見ていきましょう。
✅ 結婚をした時
まず1つめは「結婚をした時」です。

お互い実家に住んでいたのを出るタイミングで、自宅を購入するとか、お互いひとり暮らしをしていて家賃が勿体ないとか、いろいろ理由はあると思います。新しい家族と新しい家を作るというのは、まさしく新生活のスタートを気持ちよく切れるタイミングですね。
しかし、勢いで作ってしまって後で後悔することのないように、これからの「家族観」についてよく相談した上で、家を建てましょう。
✅ 結婚した時に家を建てる場合のメリット・デメリット比較
| メリット | デメリット |
|---|---|
|
|
✅ 子供を出産した時
2つめは、「子供を出産した時」です。
子供が産まれると、家族の人数が増えるだけでなく、育児グッズやおもちゃなど、モノが急激に増えます。賃貸暮らしが手狭に思えることもあるでしょう。また、産育休の取得や、働き方を変えるなど、暮らし方が変わる人も多いです。生活の中で重視するポイントが変わるので、マイホームが欲しいと感じる人は多いようです。
✅ 子育て期に家を建てる場合のメリット・デメリット比較
| メリット | デメリット |
|---|---|
|
|
✅ 子供が進学した時
3つめは、「子供が進学した時」です。このあたりから、少し年齢が上がりますね。

子供が小さいうちは、その子がどういう風に育つのかなんてわかりません。頭脳明晰で進学校に通うかもしれないし、スポーツ推薦で住んでいるところから通えないような学校に行くことになるかも。大きくなってきたとはいえ、まだ子供なので不安、ということもあるでしょう。
✅子供が独立した時の家づくり:メリット・デメリット比較
| メリット | デメリット |
|---|---|
|
|
✅ 子供が独立した時
最後は、「子供が独立した時」です。
子供が就職して家を出ていった、あるいは結婚して夫婦二人暮らしになったタイミングなどが該当します。
この時期は、「結婚をした時」と同じように、二人のライフスタイルを中心に考えて住まいを見直せるタイミングです。
また、高齢になると広い一軒家の維持・掃除・管理が大変になることも多く、駅近のマンションや利便性の高い平屋への住み替え
を選ぶ方も増えています。
夫婦の生活動線を重視したコンパクトな間取りにすることで、老後も快適に暮らせる住環境を整えられるでしょう。
✅ シニア世代で家を建てるメリット・デメリット
| メリット | デメリット |
|---|---|
|
|
家を建てた人の平均年齢は?

家を建てた人(世帯主)の平均年齢は、新築注文住宅で40.9歳です。直近5年分を見ても40歳~41歳が平均となっています。(国土交通省「令和3年度 受託市場動向調査報告書」より)
結構年齢が上だなと思った方もいるのではないでしょうか。これは「結婚・出産」時の購入と、「子供の進学・独立」時の購入で年齢差があるためです。つまり、30代の若い家族と、子育てを終えてゆとりのできた、もしくは孫が生まれて二世帯住宅を建てる、などで4~50代で建てる家族と、両方を具体的にイメージするとわかりやすいですね。
初めて家を建てた人の平均年齢は、注文住宅で40.0歳です。分譲戸建住宅では37.2歳です。それぞれメイン層は30代で、半分近くを占めています。
家を建てた人の平均所得は?

家を建てた人の平均所得は、一番多いのは600万~800万円の層で、僅差で400万~600万円の層が続いています。(国土交通省「令和3年度 受託市場動向調査報告書」より)
住宅購入時に年収を見るか所得を見るかは、勤務形態により変わります。
- ・会社員の場合:年収=額面所得を見る。所得は「給与所得控除後の金額」の欄に当たります。
- ・個人事業主や自営業者の場合:所得=売上から経費を引いた額を見る。
会社員の場合は、ほかの収入がなければ基本的に3年分の給与所得で試算しますが、個人事業主や自営業の場合は、3年分の所得を見て安定性を確認する銀行が多いです。経費計上をして節税しすぎると所得が下がり、ローン審査に不利になるケースもあるので注意しましょう。
家を建てるタイミングで頭金はいくら準備すべき?
家を建てる時に必要なお金というと、真っ先に「住宅ローンの頭金」が思い浮かぶ人も多いのではないでしょうか。
頭金は、一般的には「住宅価格の1~2割」あるとよいと言われています。しかし、最近では頭金を支払わずに住宅ローンが組めることもあり、必須ではありません。
反対に、必ず支払うものが、似た言葉の「手付金」です。銀行ではなく売主に払うお金で、こちらは「住宅価格の1割」が目安です。そのほか契約時の印紙代や登記代など諸々現金で必要なものと合わせて「諸費用」と呼ばれます。ローンの種類によっては諸費用ローンを組むことも可能です。頭金なしでローンを組み、諸費用ローンを利用できれば、手元資金が少なくても家を建てることは可能です。
ただし、頭金なしで住宅を購入するということは、月々の返済額が増えたり、返済期間が長くなったりするため、考えなしに頭金なしのローンにするのはおすすめできません。
家を建てる人が多い年齢は30代

平均年齢の項目でも触れましたが、もっとも家を建てる人が多いのは30代です。新規注文住宅では46.5%、分譲戸建てでは50.0%を30代の世帯主が占めています。
結婚・出産・子供の進学など、家を建てるタイミングにあたるライフイベントを経験することが多いのが30代です。仕事が安定し、ある程度貯金が貯まってくると、家を建てることに現実味が湧いてきます。周りが家庭を持ち、賃貸からマイホームに変わっていくと、自分も住みたいと思うことが多いでしょう。
また、独身でも家賃の負担をもったいなく感じ、マンションを購入する人もいます。マンションであれば、将来結婚しても暮らせるし、価値が下がりにくく、手狭になれば売って住み替えることも可能です。
家を建てる人の年収はどれくらい?

家を建てる人の世帯年収は、全国平均で733万円です。三大都市圏では、注文住宅の平均世帯年収は909万円です。(国土交通省「令和3年度 受託市場動向調査報告書」より)
平均年収は購入地域や職業によって大きく異なります。一般的には「年収の7倍」が身の丈に合った購入金額と言われています。初めて注文住宅を建てる人の平均購入資金は4,879万円で、おおむね年収の7倍に収まっています。
もちろん、平均世帯年収より低くても、家を建てるタイミングではない、ということではありません。すぐに家を建てたい場合は、家の購入金額を下げるなど工夫すれば可能です。頑張って働いて年収をあげてから理想の家を建てるのも選択肢です。
家を建てる人の貯金
家を建てる人は、どれくらい貯金をしているのでしょうか。
土地を購入して注文住宅を建てた人の平均自己資金額は843万円です。夫婦で合算した預貯金や、親から住宅取得等資金の贈与を受ける方もいます。自己資金には相続金や退職金も含まれます。
住宅取得資金贈与は、親など直系尊属から最大1,000万円まで非課税で贈与を受けられる制度です(2023年2月現在)。年間110万円を超える贈与には通常贈与税がかかりますが、それを免除する仕組みです。検討する方は制度をよく調べてから活用しましょう。
家を購入する時に考えること

家を建てる時には、購入タイミング以外にも考えるポイントがあります。自宅に対して何を重視するかは家族でよく話し合い、価値観をすり合わせておきましょう。譲れないポイントには優先順位をつけると良いですね。
間取りなのか、立地なのか、周辺環境なのか、着眼点は様々です。
考える必要があるポイントは以下の3つです。
- ・建てる家の種類
- ・物件費
- ・物件費以外の費用
✅ 建てる家の種類
建てる家の種類は建売戸建・注文住宅・マンションの3種類です。新築か中古かも選択肢になります。メリット・デメリットを見てみましょう。
✅ 住宅の種類別メリット・デメリット比較
| 住宅の種類 | メリット | デメリット |
|---|---|---|
| 建売住宅 |
|
|
| 注文住宅 |
|
|
| マンション |
|
|
住宅の決定理由で最も多いのは、「信頼できる住宅メーカーだったから」。次いで「新築住宅だから」、「住宅の立地環境がよかったから」という結果が続きます。
✅ 物件費
物件費は最も意識するポイントです。半数以上の人が、自分たちの予算を決めて物件探しをしています。大きな買い物ですから、予算決めはしっかり行いましょう。後でローン審査が通らず白紙になると大変です。年収の約7倍が簡単な目安になります。
新築物件が少し予算オーバーの場合は、中古物件にも目を向けましょう。中古物件には以下のメリットがあります。
- ・価格を抑えられる
- ・同じ値段で新築と比べて立地や広さなど条件が良くなる
✅物件費以外の費用
物件費以外にも諸費用がかかります。金融機関によっては諸費用ローンを組むことも可能です。
✅ 物件費以外の費用(諸費用)の比較
| 金額がある程度固定のもの | 状況により金額の幅が大きいもの |
|---|---|
|
|
家賃とローンの支払いが一時的に重なるケースもあるため、半年分ほどの生活費が手元にあると安心です。
家を建てるタイミングの決め方は?
家を建てるタイミングを考える上で重要なポイントは3つです。
- ・入居したいタイミング(入居の半年以上前には相談)
- ・着工のタイミング(基礎工事は夏・冬を避ける)
- ・自身のライフイベントのタイミング
また、購入時に具体的に考えるポイントは以下の3つです。
- ・建てる家の種類(注文?建売?マンション?)
- ・物件費(年収の7倍が目安)
- ・物件費以外の費用
家を建てる際に最も重要なのは、後悔なく長く快適に生活できる家を建てることです。
どんなタイミングで家を建てたいかを、事前に家族で相談しておくことが大切です。
自分たちのライフイベントやライフステージを共有しておけば、素敵なマイホームを手に入れられるでしょう。
ハウスネットギャラリーのサービス一覧
関連記事
- 家を建てるのに必要な費用はいくら?
- 家を建てる流れと期間は?土地なしと土地ありに分けて解説!
- 家事動線の良い間取りを作るポイント3選を解説!具体的な間取り例も紹介
- 24時間換気システムの電気代の相場は?つけっぱなしのまま節約する方法も紹介
おすすめ特集
人気のある家をテーマ別にご紹介する特集記事です。建てる際のポイントや、知っておきたい注意点など、情報満載!















































































Close





















ハウスメーカー
工務店
建築家
エリアから探す
条件から探す
注文住宅のハウスネットギャラリー




















