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住生活コンサルタント 栗原 浩文 ネクスト・アイズ株式会社家を建てるタイミングはいつ?家を建てる時期の決め方を解説

家を建てるタイミングの決め方を解説するコラムです

マイホームは人生最大のお買い物。
憧れの方も多いのではないでしょうか。

やり直しの効かないことですから、よくタイミングを考えて建てる必要があります。そして、ポイントを知っておくだけで、失敗を減らすことができますよ。

考えるタイミングというのは、大きく分けて3つです。

まず、入居したいタイミング。
4月から転勤や進学が決まっているとか、住んでいる賃貸の更新に合わせたい場合ですね。それまでに住めるように、逆算して家を建て始めないといけません。詳細を打合せし、着工してから完成まで、4~6か月かかりますから、どんなに遅くても半年~1年前には動いていないといけませんね。

次に、着工のタイミング。
着工するタイミングは、春か秋がベストです。着工してすぐ行う基礎工事に使うコンクリートは、暑さや寒さに弱いため、夏場・冬場の基礎工事は避けた方が無難。
また、注文住宅は春に相談を始める人が多いようなので、相談を他の時期にすれば計画がスムーズに組めるかもしれません。

ここまでは、どんな人にも一律に言えることです。
そして、最も重要で、人によってさまざまなのが、「ライフイベントのタイミング」。これから詳しく解説していきます。

家を建てる人が多い時期はいつ?

家を建てる時期は人によって様々ですが、ライフイベントが1つのポイント。

家を建てる人が多い時期は、一体いつなのでしょうか。

1年間を通した季節のタイミングとしては、
・相談は混雑時の春を避けるとよい(前倒し or 夏以降~)
・着工は春 or 秋がよい
と先述しました。
以上を踏まえた上で、自分のライフイベントや家族の状況などで判断していきましょう。一般的には、やはり何らかの大きなライフイベントがあった時に、家を建てる決断をする人が多いです。

家を建てる人が多い、人生の節目は大きく4つ挙げられます。
・結婚をした時
・子供を出産した時
・子供が進学した時
・子供が独立した時

家族が増えると、住んでいる家が手狭になったり、生活の中で重視する価値観が変わってきますね。そういったタイミングで、住宅購入を検討する人が多いようです。

それぞれのタイミングにメリット・デメリットもあります。ライフステージの流れに沿って順番に紹介しますので、早速ひとつずつ見ていきましょう。

結婚をした時

まず1つめは「結婚をした時」です。

結婚をした時に家づくりを考える

お互い実家に住んでいたのを出るタイミングで、自宅を購入するとか、お互いひとり暮らしをしていて家賃が勿体ないとか、いろいろ理由はあると思います。
新しい家族と新しい家を作るというのは、まさしく新生活のスタートを気持ちよく切れるタイミングですね。

しかし、勢いで作ってしまって後で後悔することのないように、これからの「家族観」についてよく相談した上で、家を建てましょう。

<メリット>
・年齢が若いうちからローンを組める
・縛られるものが少なく、ふたりで自由に決められる

<デメリット>
・家族の人数だと計画が立てづらかったり、後に部屋が足りなくなったりする可能性がある
・貯金がなかったり、年収が低かったりしてローン審査が通らない可能性がある

子供を出産した時

2つめは、「子供を出産した時」です。

子供を出産した時に家づくりを考える

子供が産まれると、家族の人数が増えるだけでなく、育児グッズやおもちゃなど、モノが急激に増えます。賃貸暮らしが手狭に思えることもあるでしょう。また、産育休の取得や、働き方を変えるなど、暮らし方が変わる人も多いです。
生活の中で重視するポイントが変わるので、マイホームが欲しいと感じる人は多いようです。

<メリット>
・子育てに便利かどうかを確認してから建てられる(病院や学校は近くにあるか、など)
・家族の人数を具体的に想定しながら間取りを決められる

<デメリット>
・子供を連れて何度も打ち合わせに出向いたり、引っ越ししたりするのは想像以上に大変
・出産前後や育児中は、体調が優れず、決断力・判断力が低下しやすいので、思うように行かない場合も

子供が進学した時

3つめは、「子供が進学した時」です。このあたりから、少し年齢が上がりますね。

子供が進学した時に家づくりを考える

子供が小さいうちは、その子がどういう風に育つのかなんてわかりません。頭脳明晰で進学校に通うかもしれないし、スポーツ推薦で住んでいるところから通えないような学校に行くことになるかも。すごく評判のいい公立学校に、行きたいと思うかもしれません。大きくなってきたとはいえ、まだ子供なので不安、ということもあるでしょう。

<メリット>
・親の年齢が上がっているため、金銭面に余裕がある
・子供に制約を与えず、その時に合った環境作りができる

<デメリット>
・ローンの完済時期が遅くなる
・それまで家賃を払っていたとすると、人生で住居に対する総支払額が多くなる

子供が独立した時

最後は、「子供が独立した時」です。

子供が独立した時に家づくりを考える

子供が就職して家を出ていったとか、子供が結婚して夫婦二人暮らしになった、などですね。「結婚をした時」同様に2人の都合をメインに考えて家を建てられる機会になります。高齢になると管理が大変な広い一軒家から、駅近マンションに住み替えする方も。

<メリット>
・将来のバリアフリーなどの観点も取り入れた家が建てられる(手すりや平屋建てなど)
・教育費の支出が終わっていることで、金銭面の計画が立てやすい

<デメリット>
・頭金を多く入れないと、完済時期が高齢になり年金暮らしでローン支払いが必要になる
・二人暮らしを想定して家を建てると、子供の出戻りや里帰り出産や帰省など、対応できないこともある
・子供進学時と同じく、住居に対する総支払額が大きくなる

家を建てた人の平均年齢は?

家を建てた世帯主の平均年齢は、新築注文住宅で40.9歳

家を建てた人(世帯主)の平均年齢は、新築注文住宅で40.9歳です。直近5年分を見ても40歳~41歳が平均となっています。(国土交通省「令和3年度 受託市場動向調査報告書」より)

結構年齢が上だなと思った方もいるのではないでしょうか。
これは「結婚・出産」時の購入と、「子供の進学・独立」時の購入で年齢差があるためです。つまり、30代の若い家族と、子育てを終えてゆとりのできた、もしくは孫が生まれて二世帯住宅を建てる、などで4?50代で建てる家族と、両方を具体的にイメージするとわかりやすいですね。

初めて家を建てた人の平均年齢は、注文住宅で40.0歳です。分譲戸建住宅では37.2歳です。それぞれメイン層は30代で、半分近くを占めています。

家を建てた人の平均所得は?

家を建てた人の平均所得は、一番多いのは600万?800万円の層

家を建てた人の平均所得は、一番多いのは600万?800万円の層で、僅差で400万?600万円の層が続いています。(国土交通省「令和3年度 受託市場動向調査報告書」より)

住宅購入時に年収を見るか所得を見るかは、勤務形態により変わります。
・会社員の場合
年収=額面所得を見る。
所得は「給与所得控除後の金額」の欄に当たります。

・個人事業主や自営業者の場合
所得=売上から経費を引いた額を見る。

会社員の場合は、ほかの収入がなければ基本的に3年分の給与所得で試算しますが、個人事業主や自営業の場合は、3年分の所得を見て安定性を確認する銀行が多いです。
経費計上をして節税しすぎると所得が下がり、ローン審査に不利になるケースもあるので、注意しましょう。

では、家を建てるタイミングで、どれくらいの資金を準備しておけばいいのでしょうか。

家を建てるタイミングで頭金はいくら準備すべき?

頭金は、一般的には「住宅価格の1~2割」

家を建てる時に必要なお金というと、真っ先に「住宅ローンの頭金」が思い浮かぶ人も多いのではないでしょうか。
頭金は、一般的には「住宅価格の1~2割」あるとよい、と言われています。しかし、最近では頭金を支払わずに住宅ローンが組めることもありますので、必須ではないです。

反対に、必ず支払うものが、似た言葉の「手付金」。
銀行ではなく売主に払うお金で、こちらは「住宅価格の1割」が目安です。そのほか契約時の印紙代や登記代など諸々現金で必要なものと合わせて「諸費用」と言って、ローンの種類によっては諸費用ローンを組むことも可能です。頭金なしでローンを組み、合わせて諸費用ローンを利用できれば、住宅購入時の手元資金は少なくても家を建てることは可能です。

ただし、頭金なしで住宅を購入するということは、月々の返済額が増えたり、返済期間が長くなったりしているため、考えなしに頭金なしのローンにするのはおすすめできません。

家を建てる人が多い年齢は30代

新規注文住宅では46.5%が30代

平均年齢の項目でも触れましたが、もっとも家を建てる人が多いのは、30代です。新規注文住宅では、46.5%、分譲戸建てでは50.0%を30代の世帯主が占めています。

結婚・出産・子供の進学などの、家を建てるタイミングにあたるライフイベントを経験することが多いのが30代。仕事が安定してきたり、貯金がある程度貯まってきたりと、家を建てることに現実味が湧いてきたころかもしれませんね。周りが家庭を持ち、賃貸からマイホームに変わっていったりすると、自分も住みたいなあ、と思ったりします。

また、独身であっても、家賃の負担をもったいなく感じ、マンションを購入する人もいます。マンションであれば、将来結婚しても暮らせるし、価値が下がりにくいので手狭になれば売って住み替えることもできるでしょう。

家を建てる人の年収はどれくらい?

家を建てる人の世帯年収は、全国平均で733万円

家を建てる人の世帯年収は、全国平均で733万円です。三大都市圏では、平均世帯年収はもう少し上がり、注文住宅で909万円です。(国土交通省「令和3年度 受託市場動向調査報告書」より)

平均年収は、購入地域や職業によって大きく異なります。一般的には「年収の7倍」の価格が、身の丈に合った購入金額と言われています。初めて注文住宅を建てる人の平均購入資金は4,879万円であり、おおむね700万円の7倍に収まっていますね。

そしてもちろん、平均世帯年収より低いから建てるタイミングではない、ということではありません。
すぐに家を建てたいのなら、家の購入金額を下げられるように工夫をしてみましょう。頑張って働いて年収をあげてから、理想の家を建てたい!というのももちろんありです。

家を建てる人の貯金

家を建てる人平均自己資金額は800万円ほど

家を建てる人は、どれくらい貯金をしているものなのでしょうか。

土地を購入して注文住宅を建てた人の平均自己資金額は843万円です。夫婦で合算した預貯金や、親から住宅取得等資金の贈与を受ける方もいるでしょう。この自己資金には、ほかに相続金や退職金も含まれています。

住宅取得資金贈与は、マイホーム購入時に、親など直系尊属から最大1,000万円まで非課税で贈与を受けられる制度のことです。(2023年2月現在)
通常、たとえ家族間でも、年間110万円を超える金額の贈与は贈与税がかかりますが、それを免除する仕組みですね。詳細は長くなりますので、検討している方は制度をよく調べてから活用しましょう。

家を購入する時に考えること

家に対する価値観を家族ですり合わせることが重要

家を建てる時には、購入タイミング以外にも考えるポイントがあります。自宅に対してなにを重視するかは、家族でよく話しあって、価値観をすり合わせておきましょう。譲れないポイントを、優先順位をつけておくといいですね。
間取りなのか、立地なのか、周辺環境なのか…着眼点は様々。

どんな価値観であれ、考える必要があることは、以下の3つです。
・建てる家の種類
・物件費
・物件費以外の費用

この3つは、家を建てるタイミングにも深く関わってきます。順番に見ていきましょう。

建てる家の種類

建てる家の種類は建売戸建・注文住宅・マンションの3種類です。
それぞれ、新築か中古かも選択肢になります。メリット・デメリットを見てみましょう。

<建売住宅のメリット>
・価格が抑えられる
・完成までの期間が短い
<建売住宅のデメリット>
・融通が利かない

<注文住宅のメリット>
・細部までこだわりの家が建てられる
<注文住宅のデメリット>
・こだわるほど購入価格は上がり、売る時は買い手が付きづらい

<マンションのメリット>
・立地が良い
・価値が下がりにくい
<マンションのデメリット>・月々の管理費などがかかる
・人気の新築は抽選で決めることがある

ちなみに、住宅の決定理由は、「信頼できる住宅メーカーだったから」が最も多く、ついで「新築住宅だから」、「住宅の立地環境がよかったから」と続きます。

物件費

物件費は最も意識する人が多いところです。実に半数以上の人が、自分たちの予算を決めて、物件探しをしています。
大きな買い物ですから、予算決めはしっかり行っておきましょう。あとで、ローン審査が通らずに白紙に…なんてことになっては大変です。
年収の約7倍が、簡単な目安になります。

新築物件が少し予算オーバーという場合は、中古物件にも視野を広げましょう。
新築物件がやはり人気ではありますが、戸建・マンションともにリノベーションされた中古物件も増えています。中古物件まで探すことで、以下のメリットがあります。

・価格を抑えられる
・同じ値段で新築と比べて立地や広さなど条件がよくなる

物件費以外の費用

物件費以外にも費用はかかります。下記にいわゆる「諸費用」と言われるものをまとめました。金融機関によっては、諸費用ローンを組むこともできるので、必要に応じて検討しましょう。

<金額がある程度固定のもの>
・登記代
・各種税金
・印紙代
・保険料
・事務手続き料
・仲介手数料 など
<状況により金額の幅が大きいもの>
・家具、家財代
・引っ越し代

また、一時的に家賃とローンの支払いが被るケースもあることや、なにかと出費がかさみますので、半年分ほどの生活費が手元にあるとより安心です。

家を建てるタイミングの決め方は?

家を建てるときに考慮すべきポイントは3つ

ここまで、家を建てるタイミングについて、解説してきました。

まず、計画を立てる上で考慮すべきことは3つ。
・入居したいタイミング(入居の半年以上前には相談)
・着工のタイミング(基礎工事は夏・冬を避ける)
・自身のライフイベントのタイミング

購入時に具体的に考えるポイントは、以下の3つでした。
・建てる家の種類(注文?建売?マンション?)
・物件費(年収の7倍が目安)
・物件費以外の費用

以上を踏まえて、タイミングを決めましょう。

家を建てることで一番重要なのは、後悔なくマイホームを建てて、長く快適に生活できることです。そのためには、行き当たりばったりやなんとなくではなく、どんなタイミングで家を建てたいかを、事前に家族で相談しておくことが大切です。
自分たちがどんなライフイベントを控えているのか、どのライフステージで家を建てたらいいか、考えを共有しておきましょう。

そうすればきっと、素敵なマイホームになりますよ。

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住生活コンサルタント 
栗原 浩文
ネクスト・アイズ株式会社

『こんな私に少しでも好感をもっていただけたら、あなたのお役に立てるかもしれません。メールやお問い合わせ、是非お待ちしております。』
大手不動産会社、ハウスメーカーの営業を10年以上経験、住宅コンサルタントとしてこれまでに700件以上のお客様に住まいのアドバイスを行う。
顧客の立場に立った資金計画や相続・贈与など幅広い相談を受ける。
また営業研修の講師、セミナー講師ともに経験豊富。