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住宅関連記事・ノウハウ

住生活コンサルタント 早坂淳一 ネクスト・アイズ株式会社太陽光発電住宅について徹底調査!スマートに暮らしたい方へ参考

1 住宅を維持するためのスマート(賢い)な暮らし方

トヨタホーム東京施工事例より

マイホームは手に入れてからも、もちろんお金がかかるものです。住宅ローンと税金、保険以外に大きなものは、マイホームを維持するためのメンテナンス費用は想像以上に大きなものがあるのです。その目安とは、どの程度なのでしょうか?

その目安とは、どの程度なのでしょうか?

一戸建ての場合、持ち主が取得後のメンテナンス計画を立てて実施しなければなりません。その目安金額は10年間で100万円~1,200万円程度。メンテナンスに手を抜いていると後々大がかりな補修が必要になり、修理費がかさんだり建物の寿命が縮んでしまいます。

修繕費を積み立てるにあたってのお薦めは、繰上返済の費用とは別に銀行などに住宅専用の口座をつくって管理すること。毎月、給料から住宅専用の口座に移す際に、ローンの引き落とし額より数千円から1万円程度を余分に口座にいれておくようにするのです。すると、少しづつ余剰金が貯まり無理なく修繕費用を用意することができます。

では、その余剰金を無理なく捻出できるおすすめ方法とは?

おすすめ方法は、月々の光熱費を下げることです。太陽光発電システムや太陽熱給湯システムを導入することで、努力すれば月々の光熱費をいままでの半分近くまで下げることが十分に可能です。なんと、同じようなことを考えている方は、現在では約6世帯に1世帯の割合になります。

住宅金融支援機構が昨年11月に実施した、住宅取得にかかる消費実態調査平成23年度「新規住宅取得者の耐久消費財購入実態調査」の結果が公表されています。ここに興味深い結果があらわれています。

太陽熱温水器・太陽光発電システムの購入世帯比率は10.5%にのぼり、2003年の前回調査時(1.3%)と比べ、約8倍に拡大していることがわかりました。特に新築戸建の方は、約6世帯に1世帯の割合(17.5%)で太陽光発電システムを購入。購入世帯あたりの平均購入額は、太陽光発電システム177万3100円、太陽熱温水器は26万5100円になったそうです。

確かに、太陽光発電システムや太陽熱温水器は決して安い買い物ではありませんが、発電システムや温水器を導入するコストを何年で回収する、という視点だけではなく、無理なく節電・省エネできる発電システムや設備機器を導入して、節電・省エネに意識した暮らしをしながら、浮かせたお金を将来の住宅メンテナンスにあてる。こんな、スマート(賢い)な暮らし方もあるのです。

2 スマートに暮らしたい!住宅を維持費は膨大

アッシュホーム施工事例より

マイホームは手に入れてからも、もちろんお金がかかるものです。住宅ローンと税金、保険以外に大きなものは、マイホームを維持するためのメンテナンス費用は想像以上に大きなものがあるのです。

その目安とは、どの程度なのでしょうか

一戸建ての場合、持ち主が取得後のメンテナンス計画を立てて実施しなければなりません。その目安金額は10年間で100万円~1,200万円程度。メンテナンスに手を抜いていると後々大がかりな補修が必要になり、修理費がかさんだり建物の寿命が縮んでしまいます。(+1.2)

修繕費を積み立てるにあたってのお薦めは、繰上返済の費用とは別に銀行などに住宅専用の口座をつくって管理すること。毎月、給料から住宅専用の口座に移す際に、ローンの引き落とし額より数千円から1万円程度を余分に口座にいれておくようにするのです。すると、少しづつ余剰金が貯まり無理なく修繕費用を用意することができます。

余剰金を無理なく捻出できるおすすめ方法

おすすめ方法は、月々の光熱費を下げることです。太陽光発電システムや太陽熱給湯システムを導入することで、努力すれば月々の光熱費をいままでの半分近くまで下げることが十分に可能です。なんと、同じようなことを考えている方は、現在では約6世帯に1世帯の割合。

3 太陽光発電はどこでも買えるシステム!

葵建設施工事例より

カカクコム(東京都渋谷区)では、同社が運営する購買支援サイト「価格.com」で、太陽光発電システムの一括見積もりサービスを始めました。

価格.com 太陽光発電
こちらから(外部リンク:価格.com)

「価格.com」で太陽光発電システムの一括見積もりサービスを始めた。太陽光発電システムはどこでも買えるシステムになったということで喜ばしいことでもあるのですが、一方では「価格.com」に掲載されていない会社には、当然のことながらこのような一括見積もり依頼が届かないということです。当たり前の話ですが、施工会社の選定基準・選定方法がより複雑になる、ということでもあります。

もちろん、太陽光発電システムは「価格.com」だけで売っているわけではないので太陽光発電システム選定にあたって、もうひとつの選択方法が増えた、という考え方もあります。これから太陽光発電システムの導入を検討するにあたり、留意しなければならない大切なポイントは、いくつかありますので是非調べたうえで検討することをおすすめします。

4 太陽光発電システムは、よく調査のうえご購入を!

太陽光発電システムは、よく調査のうえご購入

太陽光発電システムは、どうしてもお選びになる太陽光パネルメーカーや施工などによる差は出てしまうものです。お住まいの住宅や周辺の環境によって同じスペックの太陽光発電システムだとしても、総発電量は大きく異なります。また、お住まいの住宅の屋根の形状によっては、売電するまでの発電効率が見込めない可能性も考慮する必要があります。みなさんご存知の、国からの補助金とあわせ自治体からも補助金を頂ける可能性もありますが、お住まいの自治体によって補助金の額、募集期間は千差万別です。

ネットによる太陽光発電システム一括見積もりサービスを否定するものではありませんが、一括見積もりサービスについても2つ以上の一括見積もりサービスを利用しながらある程度まで施工会社を絞り込むことをはじめ、現地調査も複数の施工会社に依頼して、適切な太陽光発電システム選定と施工会社の選定をすることは、今後より重要になってきます。

太陽光発電システムは決して安い買い物ではありません。「価格.com」で適切な相場観を養うことも大切ですし、もし訪問販売だけで太陽光発電システムを購入する場合は、かならず店頭販売やネット販売との価格差や施工品質をしっかり調査のうえ、納得したうえで購入する必要があることは、家づくりやリフォーム工事と同じです。太陽光発電システムとは、買ってきて、設置してすぐ使えるもの、という単純な商品ではありませんのでよくご検討の上購入した方がいいでしょう。

5 太陽光発電システムは9割が満足

太陽光発電システムは9割が満足

太陽光発電システムは設置前の5割は不安、設置後は9割が満足という結果が、市場調査会社のシード・プランニングのインターネット調査の結果、明らかになりました。

シードプランニング 太陽光発電既存ユーザー調査結果(9月2日)
こちらから(外部リンク:シードプランニング)

  • 光発電システム設置後の満足度は高く
  • 「非常に満足」(31%)
  • 「まあまあ満足」(61.3%)と答えた方は、なんと90%を超えているそうです。

満足の理由は「電気代が安くなったから」(68.6%)が圧倒的に多く「想定どおり発電・売電しているから」(37.9%)、「節電に役立つから」(35.0%)と続いています。

購入の際に心配な事トップ3は初期投資額が大きいこと(=回収できるか?(67.0%)、故障の心配(56.0%)、電気代が削減できるか(47.7%)。これらの心配事は、約半数の方が販売店に質問・相談して自分で情報収集をして解消しているそうですが、残りの半数の方は「心配事は残ったが購入によるメリットの方は大きいと判断して購入」「心配事は残ったが妥協して購入」など、心配事を残しながら設置に踏み切っているそうです。

設置に踏み切った理由について自由回答で記述してもらったところ、「将来的な期待をこめて考えてもわからないから買ってみよう」が20件、「少なくとも環境に貢献できる」が16件、「今が買うタイミング(補助金、年齢などから)」「販売店を信頼して」「周囲の意見を参考に」が各10件づつといった回答が寄せられたそうです。

また、太陽光発電を設置された方の9割は、家庭用蓄電池にも高い関心を示しています。積水化学工業の調査研究機関である住環境研究所が8月22日に発表した「太陽光発電(PV)採用者 震災後の意識と行動に関する調査」結果によると、東日本大震災を契機に太陽光発電を設置した住宅にお住まいの方は、特に蓄電池、節電促進メニューへの関心が高まっていることが明らかになっています。

株式会社住環境研究所 太陽光発電採用者 震災後の意識と行動変化(8月22日)
こちらから(外部リンク:株式会社住環境研究所)

6 今後は家庭用蓄電池の導入も

不二建設施工事例より
不二建設施工事例より

節電については、太陽光発電システムを導入している住宅でも、導入していない住宅でも、それぞれ取り組んでいます。ただし、太陽光発電システムを設置している方々の節電意識は、導入していない方々より高く、特に電力消費ピーク時間帯に集中した節電の実施率は太陽光発電システムを設置している方々は、していない方々の2倍以上だったそうです。

また、節電にあたり、ストレスを感じているのは太陽光発電システムを導入した住宅にお住まいの方々は10%、導入していない方々は18%。太陽光発電システムを導入している方々のほうが節電に対するストレスを感じていないようです。

蓄電池に対する関心は、太陽光発電システムを導入した方々はある程度関心を含めると、なんと91%を示しています。太陽光発電システムを導入していない方々でも、家庭用蓄電池の導入は「ある程度関心」を含めると84%と高いようです。さらに、類似した他の家庭省エネ工夫の紹介・光熱費アドバイスなどに対する節電促進メニューに対する関心も、前回調査に比べ大きくポイントを伸ばしているそうです。

東日本大震災後、地震の規模や津波被害をはじめ、発電所の停止による電力危機を受け、太陽光発電システムに対する関心は高まっています。その傾向は、「太陽光発電採用者震災後の意識と行動変化」アンケート結果の設問のひとつである、「以前より太陽光発電システムが話題になることが増えた」という回答が、東日本では62%、西日本では34%という結果に顕れています。

この2点のアンケートから浮かび上がったことは、東日本大震災を契機とした電力危機をうけた節電に対するストレスは決して低くはないこと。ただし、そのストレスは太陽光発電システムを設置することで大幅に改善される可能性が高い、ということです。

また、現時点ではまだまだ高価な家庭用蓄電池ですが、太陽光発電システム以上に大きなメリットは3つあります。震災などによる大規模停電時といった緊急時にも、家庭で電気を使えるメリット。日中の電力需要ピーク時間帯の電力消費を、できるだけ蓄電池でまかなうことで得られる、いち日の電気利用ピークを他の時間にずらすピークシフト。さらには、時間帯別契約により電気料金が下がる夜間に電気をためて昼間に使う光熱費削減効果など、家庭用蓄電池導入にあたってのコストの問題が改善されることで、今後は家庭用蓄電池の導入も太陽光発電システムと同様に高い満足度を示すシステムのひとつになり得る可能性は十分にあり得る、と考えられるでしょう。

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住生活コンサルタント 早坂淳一住生活コンサルタント 早坂淳一

住生活コンサルタント 
早坂淳一
ネクスト・アイズ株式会社

大手百貨店にてクレジットカード事業の立ち上げやポイントカードシステムの運用、全店販促支援システムの運用、売場リニューアルブロジェクトなど、新規事業を中心とした業務に従事。 その後、携帯キャリア店舗改善プロジェクトや不登校児童・生徒活動支援プロジェクト、工務店支援プロジェクトに従事したのち、工務店にて営業を経験し、現在は第三者機関ネクスト・アイズにて、住宅コンサルタントとして活躍中。