住宅関連記事・ノウハウ
2025年4月1日(火)
注文住宅を建てる場合のローン(つなぎ融資)
注文住宅を建てる場合のローン(つなぎ融資)
マンションや建売住宅の購入と、注文住宅を建てる場合では、住宅ローンの選び方が異なります。通常、住宅ローンは物件引き渡し時に実行されます。物件が担保となり、銀行がお金を貸してくれるからです。マンションや建売住宅は、引き渡し時に代金を一括で支払いますが、注文住宅は、工事着手金、中間金、残金と複数回に分けて支払うことが多いです。
注文住宅の支払いタイミング
- 工事着手金:建築業者と契約時に支払う
- 中間金:建築中に支払う
- 残金:完成時に支払う
工事着手金や中間金を自己資金で賄えれば問題ありませんが、全てを住宅ローンで借りたい方も多いです。土地から購入する場合は、土地代や諸費用もかかります。注文住宅を希望する方は、施工会社に支払い時期や金額の目安を確認しましょう。
つなぎ融資とは?
住宅ローンが、中間金などの支払いに間に合わない場合、つなぎ融資を利用します。
つなぎ融資の仕組み
つなぎ融資は、住宅ローン実行までの間、中間金などを無担保で融資してくれるものです。利用中は利息のみを支払い、住宅ローン実行時に元本が充当されます。便利ですが、金利は住宅ローン本体よりも高く、融資事務手数料がかかる場合があります。数ヶ月の借入でも慎重に検討しましょう。また、つなぎ融資を扱っていない金融機関もあります。ローンを選ぶ際は、つなぎ融資の有無も確認が必要です。
その他の融資制度
金融機関によっては、土地先行融資や、分割融資を利用できる場合もあります。「すまいとマネープラン(出来高支払管理制度)」という、つなぎ融資が不要な住宅ローンもあります。建築業者や不動産会社で、ケースごとに最適な金融機関を紹介してもらえることもありますので、相談してみましょう。
資金計画を立てることも重要です。「住宅に充てられる手元資金はいくらか」「支払いスケジュールに合わせて自己資金をいくら充てられるか」を把握しましょう。
- 「すまいとマネープラン」のコラムはこちらをご覧ください。
- <すまいとマネープラン~つなぎ融資のいらない住宅ローン>

- 住まいの資金計画についてのご質問やご相談はこちらよりどうぞ
- FPオフィス Life & Financial Clinic(LFC)(外部リンク) 担当:ファイナンシャルプランナー CFP(R) 平野直子
- ご家族構成やライフスタイルによって家づくりやリフォームはさまざまです。ファイナンシャルプランナーとして、
- あなたの人生の設計図(ライフプラン)をつくるお手伝いをさせていただきます!
- 夫婦のお悩み、将来についての疑問・質問等お気軽にご相談ください
- お問合せはこちら
- 電話:03-3231-6113
- メール:info@mylifeplan.net
関連記事
おすすめ特集
人気のある家をテーマ別にご紹介する特集記事です。建てる際のポイントや、知っておきたい注意点など、情報満載!