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2025年11月29日(土)
子育て上手の家(2)オヤジデスクの誕生?!
まずオヤジが居る場をつくることです。オヤジデスクの誕生!
私はLDKの真ん中に自分の書斎をつくり、と言ってもライティングビューロウのような造り付けの机と書棚ですが、そこをおもむろに開けると閉じられたデスクの中から仕事道具や趣味のものが出てくるのです。まさに半畳ほどの幅の棚ですが、まさしくそこが大パノラマのようで子どもたちは目を輝かせながら親の所作の一つ一つを見ているのです。
前回のマンションのLDKをLとDKに区切った収納ハッチに取り付けたものですが、この小さな“書斎”が今でも子どもたちに衝撃的にオヤジの存在の証であったであろうことを思い出させます。第一に、たまに父親が家に居る時は必ずこの場に居て、さらに書き物や仕事をすると言う、いつもオヤジが“居る場”となり、子どもたちは父親がすることのすべてに興味を持つようにもなるのです。私はこれを“オヤジデスク”と銘打ち多くの家のLDKにもつくりました。(イラストと写真:オヤジデスク)

イラスト:オヤジデスク(画:天野彰)

写真:壁面収納にオヤジデスク登場
その後、家を建て、念願のわが書斎をつくりそこで原稿を書いたり音楽を聴いたりもしましたが、夏暑く冬寒くてなによりも寂しく、気が付いたら結局食卓に仕事道具を持ちこんでそこで作業をするようになっていたのです。
一部屋のために“1千万円”の出費? 今の家にもう一部屋創る
家づくりではどなたも「子ども部屋」を与えることに意識し、それを広くつくることに興味が行くようです。それは今まで狭い2LDKなどで、子ども部屋どころか子の居場所さえままならず、子どもがゆっくりと勉強できる部屋こそが家づくりの唯一の目的のようになってしまうからです。特に受験に近い兄と弟や兄妹のように性別が分かれると次第に別々に部屋を与えようとすることとなり、気が付いたら親の居場所どころか親の寝る場所もないような家となってしまうのです。
これが2LDKのマンションであれば3LDKへと、もう一部屋を求めるようになるのです。これを実際に今住む近くのマンションに移ろうとするとなんとたった六畳の一部屋増やすだけで一千万円以上ものプラスの出費となってしまうのです。なぜなら今までの古い家の目減りと、新しい少し広い家の割高な単価との差と、売り買いの処分と手続きの二重の経費が掛って差し引き額が大きくなるからです。
そこで今の2LDKの住まいを改めて見てみましょう。すると二つの六畳のうち一つに親夫婦がタンスなどの持ち物と一緒に狭苦しく住んでいます。もう一つは二人の子どもが煩雑にごちゃ混ぜで住んでいます。これでは確かに落ち着かず、プライバシーもありません。
そこで今ある二段ベッドを思い切って部屋の真ん中に置いて上下をイラストのように互い違いにパネルで塞ぎます。これで上段はお兄ちゃん、下段は妹のベッドとし。仕切られた部屋?を互いのコーナーとするのです。これで兄弟の気配はあるまま、生活は区切られて案外落ちつくのです。なんと狭い!と思われますが、案外子どもたちはお気に入りで、囲まれてわが空間にわくわくしながら、じっくり勉強もするようになるのです。この工夫こそが親の生き方、生き様となり子どもたちに大きな影響を与えるのです。

イラスト:子ども部屋を二段ベッドで“テレコ”に仕切り二つの部屋にする(画:天野彰)
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