住宅関連記事・ノウハウ
2025年11月29日(土)
変形地などの難しい条件でも柔軟に対応してくれる!建築家とは
はじめに
建築家(設計事務所)の魅力は、デザインやライフスタイルを重視する方に柔軟に対応できること。新居に対するデザインやライフスタイルへのこだわりが強いほど建築家(設計事務所)の諸先生方に依頼することが多いようです。
建築家(設計事務所)3タイプ※社名に『一級建築士事務所』を掲げるハウスメーカー・工務店は除きます。
1.アトリエ系建築家(設計事務所)→斬新なデザイン
代表の建築家がその個性を強く発揮する設計事務所。斬新なデザインとなることが多く、ご自身のライフスタイルや好みに合えば満足度は高い。こだわりが強い反面、居住性が低いため住みにくく維持コストがかかってしまう可能性があるので注意。
2.中堅系建築家(設計事務所)→大型物件が得意
建築士だけではなく営業部も備えている設計事務所。企業・官公庁からの受注が多く、大型物件が得意。大型物件が大半であるため、住宅設計はそう多くない。
3.住宅会社系建築家(設計事務所)→バランス重視で施主第一主義
ゼネコンや住宅会社の設計部門から独立した建築家(設計事務所)。間取り・住宅設備から性能まで、住宅建築のノスハウをきめ細かく把握しており、建て主の要望を超えるコスパの高い提案が得意。
建築家(設計事務所)メリット・デメリット
建築家(設計事務所)に依頼するメリット
一般的に工法や設備の制限はありません。しかも、敷地が変形地や狭小地にも強いことから、難しい条件であればあるほど建築家(設計事務所)との家づくりが向いています。
建築家(設計事務所)に依頼するデメリット
建築家(設計事務所)に依頼するにあたり、いくつか超えなければならないハードルとデメリットがあります。
最大のハードルは設計料
設計事務所の設計費は、工事費の10%~15%程度が相場です。3,000万円の住宅であれば、300万~450万円程度。これらはあくまで相場であり、実績のある著名な設計事務所では25%になることもありえます。設計料が高いからといって理想の住宅が建つわけではありません。
設計事務所が考える理想の住まいが、ご自身の好みの住まいとなっているかはどうかは、まったく別の問題です。その違いを探るには建築家との面談を通して、その建築家の人となりを観ること、その建築家が手がけたこれまでの作品を観ることに尽きます。また、人気がある建築家(設計事務所)は多額の費用がかかります。裏を返せば、設計料や建築費用が安価な設計事務所は、それなりの理由があると考えるのが自然です。
おしゃれで斬新なデザインだから居住性が良いとは限らず、逆に居住性に問題があることが多々あります。たとえば、コンクリート打ちっぱなしの住宅や広い面をガラスで覆った住宅は、夏は耐えきれないほど暑く冬は辛いほどの寒さになることもありますし、大開口がガラスの場合は、見た目はおしゃれですが、外から室内が丸見えであるため、プライベートを守りにくい一面もあります。<設計契約を締結しないと具体的なプラン・間取り図の検討ににかかってもらえず、契約しても着工できるまで1年近くかかることは普通です。
建築家(設計事務所)が家を建てるわけではないので、引き渡し後に雨漏りなどのトラブルが発生した場合、責任の所在があいまいになりがち。また、建築家が家を建てるわけではなく、工事中の建物検査で確認していくので建築家(設計事務所)単独では建物の保証は行うことができないことがほとんどです。建てる側であったハウスメーカー・工務店は、保証期間の長短はあれど新築では建物保証を付保することは義務となっていますので設計事務所に建物の保証を依頼することは困難です。
※○□設計事務所という名称でも、建物の新築・リフォームを請け負う場合は住宅会社と見なします。
ハウスメーカー・工務店・建築家(設計事務所)では事業内容・会社規模だけではなく、補償体制や補償内容は全く異なります。それぞれかかる費用などを比較することはもちろんですが、3回にわけて解説したそれぞれの特徴を踏まえ、どちらのパートナーとの家づくりを検討するかしっかり検討すべきなのです。
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