住宅関連記事・ノウハウ
2025年11月29日(土)
収納(5)わが身の気楽なポケット収納
はじめに
「収納」についてまたもや5回続けてしまいました。それほどに関心が深いことなのでしょう。 キッチンをはじめとした「水回り」も然り、昨今の住まいにまつわる重要なことは住まいやすいプランや構造、この先の経年変化などよりもこうした設備やインテリアに係わることの方が多そうです。
活き方と嗜好に合った手軽な「バックパック収納」
ここでちょっと足を止めてそこに住むこと、住む人、そしてその家族の生き方、生きざまを改めて考えてみようではありませんか。住まいで忘れてならないのは裸の自分と本音にフィットしているかどうかではないでしょうか。
筆者自身の住まいの想いも「家は裸の自分を包む衣服」のようなもので、温かくて、それでいて蒸れずに通気良く、なにより柔らかく持ちがよいことであればいいと思うものです。そして収納はまさしくその最小限の必要な物の為のポケットが付いていれば良いと言った感じです。
これは学生時代にバックパック1つに家財道具を詰め込み欧州やアジアの各地を放浪したころのあの感覚で、野宿も辞さずリュック1つでまるで世界をわが家のように過ごした体験からかも知れません。

物一つない“殻だけの家”
理想の住まいはまるで“殻だけ”のようにスッキリ何も物がないことが理想のようです。住宅雑誌のグラビアやカタログのように何もない写真がスッキリして綺麗ですが、何とも冷たく窮屈で“嘘くさい写真”となります。

現実の暮らしを思うと必要な物や道具をいちいち持ち歩くのでしょうか?結局のところ住まいのあちこちに必要な物が無造作に置かれ煩雑となります。しかしこれこそが現実の暮らしで、息吹ある温もりを感じられる生の姿なのです。物が置かれても目立たない空間をと考えて設計することになります。壁の中に収納を埋め込みその中に物を隠し、透明で目立たない色彩や素材で空間をつくるのです。


物だらけを溶け込む “カオスの家”
反対に物が無造作に置かれていても空間に融け込むデザインを考えます。本棚のように汚れても煩雑に見えない共通性を持たせ、規律のある「統一性」を持たせる。背景の一部に個性的なアンテーク家具を置くなどして煩雑な物を目立たせなくする。恥ずかしながらわが家がそれで、食卓兼作業場兼書斎テーブルなどは一枚のジャンボテーブルを置き、その上に書類などを山と積み、まさしくカオスのようなポケット空間。そこにわが身が自然に溶け込んで暮らしている?と自負しているのですが、やはりごみ屋敷か?
ま、混沌とした時代です。神経質にならずもっと気楽に自由に住める家にしたいものと言いたいのです。
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