住宅関連記事・ノウハウ
2025年11月14日(金)
ペットと住む家【3】ペットの暮らしと生涯
はじめに
秋の風情といえばなにより七五三のお参りや酉の市の賑わいが師走の足音の聞こえる頃です。それに加えて紅葉の彩と枯れ葉さらに木枯らしとだれもが冬に向けた情景に心せわしくなるものです。
今、各地でツキノワグマの凄惨な被害に困惑し、まさに街はコロナ禍の再来ごときにひっそりと静まりかえりまさにクマ禍です。熊の生態から見ればこの頃は冬ごもりの季節で、まさしく山の獲物や木の実の不作と相まって人里にまで下りてきて彼らなりに生息の変容に困惑し、不幸な事態となっているのです。
家族同様に彼らの居場所を決める
季節の変わり目は体温調節のため毛の抜け替わりもありブラッシングやグルーミングに心がけ、彼らの居場所や寝場所を決め、小屋や寝具の抜け毛の清掃に心がけます。
室内では彼らの簡易なゲージに入れ、出かけるときも鍵をかけて寝かせる躾をします。これはあちこちを汚されず、病気のときや地震など異変が起きた時にも安心です。これにより彼らが居る部屋だけでもエアコンや床暖をつけておけます。

庭やベランダで飼う場合は屋根のある小屋を与え、その内側に硬質ウレタンで断熱し冬暖かく夏の日差しを防ぐのです。無駄吠えをしたとたんにその小屋に入れドアで閉じ込めしつけします。床下はドリルで穴をいくつか空け空気の流通を良くします、しかし狭い部屋と断熱材で音を吸われすぐに鳴き止むはずです。糞屎の場所も決めて吸収マットを敷き、囲ってすぐに片づけて床を洗うことです。
犬好きの家庭では外に90センチほどの土間(ベランダ)の先に雨戸を設け犬の居場所にするのです。古来雪国では雨戸との間に省スペースを設けている例(角館)もあります。さらに床暖の土間のシューズクロゼットや玄関を彼らの寝場所にすることで寒さ暑さから守ります。

気候変動はペットたちにも大きな影響を与えている
しかしこの夏の異常な灼熱には彼らも苦しみました。このことはペットを飼っているとよく解ることで、大好きな散歩もアスファルトの温度を手で確かめて出かけるほどで、気候変動は人間ばかりかこうした生きとし生けるあらゆる動物や植物までも大きな影響を与えているのです。
わが家の樹齢100年以上の槇(まき)の木がこの暑さのせいか?突如立ち枯れしたのです。さすがに心が震え、温暖化対策の必要性を感じたものです。鳥たちも夏に生きるセミでさえ声をひそめ、じんじんする暑さをやり過ごし、夕方のほんの一瞬だけの囀りとなっていたようです。彼らは苦痛を訴えることもできずにただ堪え忍んでいたのです。
生命の生涯を見る人生を、命を感じる
ペットたちの生涯は短くて、誕生から亡くなるまでの彼らのすべての出来事を学び、愛おしく、時に喪失感も味わうものです。よく「生き物は亡くなるから飼わない」という家庭もあるのはまさしくこのことからです。
しかし彼らを喪うことはとても悲しいことですが、家族はこのことから耐える力を養い、命を大切にし、情念も深くなるように思うのです。
今日まで何頭かの愛犬を喪い、ペットのお寺で火葬し、お参りをし、命をうやまう家族の姿は誇らしく、日常とは違って、彼らを世話し見届けてきた子どもたちの大きな想い出ともなり心の機微も養われたようにも思うのです。


ハウスネットギャラリーのサービス一覧
関連記事
おすすめ特集
人気のある家をテーマ別にご紹介する特集記事です。建てる際のポイントや、知っておきたい注意点など、情報満載!
注文住宅のハウスネットギャラリー

























