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A なぜ「幸せな家」という発想が大切なのか? ~その1 家を手に入れる一番多い動機は?
住む人が幸せになる家 建築家 八納啓造
A なぜ「幸せな家」という発想が大切なのか?~その1 家を手に入れる一番多い動機は?
日本で家を手に入れる動機で一番多いもの、それは一体何でしょうか?
「子供が大きくなったから」「そろそろ年齢的にも」「両親と二世帯に住むことになったらか」「今後の震災などに堪えられる家が欲しい」「省エネを考え、停電しても生活出来る家にしたい」などそういう理由もあることでしょう。
しかし、日本で一番多い動機は「家賃払うくらいだったら住宅ローンの方がまし」なのです。
確かに、家賃だとお金は掛け捨てになり、住宅ローンだったら自分たちにお金をかけているように感じる部分もあります。
巷では「賃貸が得か?持ち家が得か?」などのテーマの特集もたくさんあり、専門家によっては意見が分かれるところです。もちろん、IQ(論理的なお金の計算部分)的な側面は、大切ですが、損得勘定を優先して家を手に入れた方の多くに「家が一年で飽きる」「家は帰って寝るだけ」「家に愛着をもつという考え自体があまりない」など、家に対して無味乾燥な感覚に陥りやすいという実態をたくさん見てきました。
これらから考えても、家を手に入れようと思う動機がどういうものかで、住まう充実感に影響していることが見えてくるでしょう。
■町中の狭小地に自分たちの夢を形にしたM様邸。
将来の家族構成に合わせて柔軟に間取りが変えられるなどアイデェアを盛り込んだ家の例
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