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2025年11月29日(土)
住宅の性能を上げると、病気にかかりにくくなる!
はじめに
住んでからのランニングコストにも配慮することで、建ててから解体するまでのランニングコストを削減できる点についてご案内します。ランニングコストの削減だけではなく、できるだけ長くきれいに住むためのメンテナンス(修繕)は、家の資産価値を守ることにつながります。
住宅を建てた後のランニングコストについて解説します。ランニングコストを削減することの重要性と、メンテナンスが資産価値を維持することにつながる理由を説明します。
戸建住宅に限らず、税金(固定資産税・都市計画税)・保険

住宅を所有している期間ずっとかかります。また住み始めてからは、戸建住宅・マンションとも約5年単位で維持・修繕が必要に。特に10年単位での維持・修繕コストは1回あたり100万円~1200万円程度と、計画的に備えておかないと支出することが難しい金額になります。マンションの場合は、共有部については修繕積立金で維持・修繕が行われますが戸建住宅、ならびにマンションの専有部については自身で修繕にかかる支出に備えておく必要があります。
住宅を所有している間、継続的に発生する税金(固定資産税・都市計画税)や保険について解説します。戸建て住宅とマンションの維持費の違いについても触れます。
戸建住宅で必要になる主なメンテナンス(修繕)内容について
外壁の塗り替え
外壁は表面に粉が吹いたような状態(チョーキング現象)が起きたら、速やかに塗り替えを検討しましょう。放置すると、塗装表面がひび割れて塗装が剥げ落ちます。
塗り替えサイクルは、一般的な合成樹脂調合塗料は3年~5年。フッソ樹脂塗料で15年~20年程度です。1回の塗り替えコストは、住宅の規模や塗料の種類、下地状態によって大きく変わりますが、外壁塗装だけ(屋根塗装別)でも足場代込みで数10万円~150万円以上かかります。
屋根の補修
屋根は素材によって、耐久性が大きく異なります。トタン屋根は5年~20年、スレート葺は10年~15年、ステンレス20年~50年、銅板20年~100年、素焼き瓦10年~60年、釉薬瓦は数百年の寿命がありますが、台風などで屋根が破損したり雨漏りが発生したら、速やかに修繕しなければなりません。
雨漏りは、住宅の寿命を著しく縮めるほか、カビなどの二次被害によって健康を害してしまう可能性もあります。また、積雪地帯では屋根からの落雪にも配慮した素材を選ぶ必要があります。

庭の状態や規模、お好みで大きく変わりますが、剪定などはプロに依頼したほうが維持コストがかかっても後々の手入れが楽になる、というメリットがあります。
家族構成の変化(子どもの独立・親の同居・介護)により、たいがいのご家庭ではリフォームの必要に迫られる場合が多いようです。リフォーム規模によって変わりますが、キッチン・ユニットバス・トイレ・洗面台の交換(各1セット)だけでも、平均して250万円~300万円近くの支出。間取り変更や居室や寝室の床・壁・天井の貼り替えも行うと、全体で500万以上のリフォーム費用になる場合が大半です。
戸建て住宅で必要となる主なメンテナンス(修繕)内容について解説します。外壁、屋根、庭、リフォームなど、具体的な項目ごとの注意点や費用の目安を説明します。
ランニングコストが抑えられる例をご紹介

イニシャルコスト増えるとランニングコスト減ります。
| イニシャルコスト増 | ランニングコスト減 |
|---|---|
| 軒やひさし | 冷房費削減※夏の日差しを抑えます。 |
| 高気密・高断熱化 | 冷暖房費削減※夏は熱気を食い止め、冬は暖かい空気を逃しません。 |
| ペアガラス・トリプルガラス | 冷暖房費の削減※窓は壁よりも7~12倍も熱を通しやすく屋根・天井と比べると13~27倍にもなります。 |
| 樹脂サッシ・木製サッシ | サッシ部分はアルミより樹脂・木製のほうが、より熱を通しにくくなります。最近は、より高性能なサッシが登場。 |
| オール電化住宅 | オール電化住宅ならではの電気料金割引プランをはじめ、キッチンの油汚れが少なくなることもメリットのひとつ。火災保険割引や住宅ローン金利優遇も要チェックです。 |
| LED照明器具 | 日々の電気代節約につながります。照明にかかる消費電力は年間平均で13.4%(※経済産業省 総合エネルギー調査会/2009年)と、2003年の16.1%(※資源エネルギー庁)に比べて下がっているように見えますが、一世帯あたりの電力消費量は、1ヶ月あたり300kWhに近い電力消費量となっています。(※「原子力・エネルギー」図面集2012) |
| 将来の住宅設備 | 電線やケーブルを通すための電線管(CD管)やエアコンや食器洗い乾燥機などの設置で使う200Vコンセントなど、計画段階から準備しておくと良いでしょう。 |
| リフォームしやすい間取り | 将来の家族数変化に備え、リフォームしやすい構造・間取りを選ぶと、将来の工事費節約につながります。 |
お家を建ててからのコストについてなかなか考える機会も少ないと思いますが、是非、お家づくりの段階から考えてみてはいかがですか。
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