住宅関連記事・ノウハウ
2025年11月29日(土)
過度な湿気は要注意!アレルギー疾患のリスクについて
はじめに
お住まいの地域の気候や立地などの外部環境にあわせて、結露・カビの発生を抑える住環境整備があるそうです。、それらがアレルギーの症状の予防対策につながることが示されています。2003年に法的に義務化された、24時間常時強制的に換気できる環境を整えるための換気設備は急速に普及しております。しかし、換気設備を常時稼動させる電気代を節約するため、せっかく設置されている換気設備を止めているご家庭も少なくありません。
冬期間の結露・カビを防止する方法
24時間換気を止めないこと
廻しっぱなしにしても、月々の電気代は1,000円もかかりません。
室内の湿度を上昇させる原因となる器具などは置き換えること
部屋干しはもちろん、開放式の灯油ファンヒーターも燃焼した灯油とおなじ量の水蒸気を発生させるため、他の暖房器具に置き換えましょう。
注意点
24時間換気設備は適切なメンテナンスが重要です。皆様でもできることは、定期的にフィルターを清掃(目安は3ヶ月ごと)・フィルターの交換(目安は1年ごと、穴が開いているときは随時交換)です。
アレルギー疾患のリスクは室内の過度な湿気も大きな要因
さて、本題に移ります。住居内が過度に湿気を帯びて結露・カビが発生する状態(ダンプネス)の程度が重くなればなるほど、その家に暮らす子供が喘息やアトピー性皮膚炎にかかるリスクが高くなるようです。また、冬期は室内環境の影響が大きいことが示されています。
各種アレルギー疾患の有病率について
ダンプネスの程度が重い場合の有病率はアレルギー性鼻炎が2倍、喘息は1.7倍に高まることが示されています。アレルギー性鼻炎と喘息の有病率は換気設備の仕様の有無をはじめ、工業地域、河川などの屋外環境も影響することが示されています。
※出典:国土交通省 健康維持増進住宅研究委員会 10.03.24 資料No.5(平成 19~21 年度)詳細はこちらから
※出典:住宅のダンプネスのアンケートによる評価法の提案と子供のアレルギー疾患に及ぼす影響に関する全国調査詳細はこちらから
快適な暮らしは、適切な換気設備や暖房器具を選ぶことが重要
月々1,000円程度の電気代はもちろん、暖房器具本体価格は安価でも湿気を発生させてしまう暖房器具を多く利用することで、アレルギー症状がひどくなってしまい、節約した電気代・暖房器具代以上に医療費がかかってしまったのでは元も子もありません。
また、新築・リフォームを検討するときは、調湿性能に優れた壁材などを選ぶことだけがダンプネスを抑える方法ではなく、お住まいの地域、周辺の環境にマッチした適切な換気設備・適切な暖房器具を選ぶことのほうが、より優先順位が高い項目なのです。
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