住宅関連記事・ノウハウ
2025年11月29日(土)
金融機関によって住宅ローンの得意分野が違う
はじめに
住宅ローンには大きくわけて変動金利型・固定金利選択型・全期間固定金利型の3種類ありますが、金融機関によって“得意な型”があり、金融機関によりそれぞれの金利が大きく変わります。そして、金融機関によって金利以外の諸経費(保証料・団体信用生命保険料・事務手数料など)も変わってきます。
土地や住宅を購入する場合、担当に勧められるまま住宅ローンを申し込んでしまうことは数多くありますが、借入金額の大きな住宅ローンはわずかな金利や条件の差で総返済額が数百万円も違ってしまうことから、より慎重な検討が必要です。

住宅ローン金利を選ぶ際のポイントとは
自身のライフスタイルを踏まえ、変動金利型・固定金利選択型・全期間固定金利型のどの『型』にするかを決めたら、その『型』が得意な金融機関を選ぶことが重要です。
比較方法は、給与振込や公共料金振替で利用している普段使いの金融機関のほか、ネット系金融機関・メガバンク・ゆうちょ・信託銀行・お住まいの地域の地方銀行・労働金庫・信用金庫・信用組合などのWebサイトで公開されている変動金利型・固定金利選択型・全期間固定金利型】の過去数ヶ月分の金利データを調べて、月別の金利変化をグラフにしてみることです。
これで、検討中の『型』が得意な金融機関なのか、あまり得意ではない金融機関かということがわかります。ここで、候補となる金融機関を3行程度に絞ります。
金融機関選択のポイントは、ネット系金融機関以外では、なるべく本支店が計画地から近いところにある金融機関。ATM手数料無料以外にも、住宅ローン窓口手続をはじめ、住宅ローン支払中の相談など、自宅から近いほうが、なにかと手間はかかりません。
金融機関のローン返済以外にかかる諸費用も要チェック
続いて、候補となる金融機関の事務手数料・保証料・団体信用生命保険料などの諸経費と、給与振込などのサービス申込による金利優遇内容を調べます。諸経費は借入金額によって変わるので、借入想定額に基づく諸経費を確認することが大切です。金融機関によっては、金利は安いものの諸経費が高いプランもあることから、そのようなプランを選択しないためにも、諸経費の確認は重要です。
続いて、繰上返済の手数料を確認します。民間金融機関では繰上返済のたびに手数料がかかりますが、フラット35は繰上返済手数料はかかりません。
金利だけにとらわれず、様々なケースを想定して「総返済額」を見ること
最後に、長期優良住宅など高性能の住宅を建てることで得られる金利優遇の率、ならびに借入想定額での金利優遇策をすべて使った場合、金利を含む総返済額がどの程度まで下がるか確認します。長期優良住宅による建物のコスト上昇を踏まえても、借入額によってはフラット35のほうが民間金融機関よりおトクな総返済額になることがあります。
目先の金利だけで住宅ローンを選んでしまうと、結果的に損をしてしまうこともあります。住宅ローンを選ぶとき、上記のようにあらゆるケースを想定しながら比較・検討を重ねることが大切です。
なお、一般的に金利が低い住宅ローンは審査が厳しく、金利が高い住宅ローンは審査が厳しくない傾向は否定できません。年収や自己資金の多寡によっても、住宅ローン選びのコツは変わります。事前に金融機関別住宅ローンの傾向を調べて、住宅ローン事前審査の依頼先は事前に絞り込んでおくことをおすすめします。
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