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住宅関連記事・ノウハウ

建築家 天野 彰 愉しい家(6) もっと愉しく!空間を演出する!

○今回のポイント 1 一部の壁や梁を鏡にすることで広さをつくる
○今回のポイント 2 さり気なく広さを演出するポイントは透かしと照明

家の間仕切りを取って広く、さらに立体的に、しかもその壁や収納自体を動かして同じ空間を多重に使い、壁から二段ベッドを出して客間に?扉を開いて机を出して書斎や家事室にして、間取り変幻自在に自由につくる!
しかし、今の住まいをもっと愉しく演出して遊ぶことです。狭い部屋なら迫る壁を透かして“透明”にする?のです。梁が目障りであればそれも透明にし、さらに実際にはない部屋を壁の向こう側?につくるのです?

住んでいる人すら錯覚する透かし?

なんてことはありません、自身が感じない高さの天井の近くの壁や、部屋の隅の壁、さらに目障りな柱や梁そのものにも鏡を張って壁や天井を映り込ませて空間を抜くのです。

部屋の隅や梁を鏡で透明に?(画:天野彰)
<イラスト1 部屋の隅や梁を鏡で透明に?(画:天野彰)>
階の唯一の明かり窓の光を吹抜けと鏡で取り込むR様邸(設計:天野彰)
<階の唯一の明かり窓の光を吹抜けと鏡で取り込むR様邸(設計:天野彰)>

そう、私の設計ではよくこの“透かし”の手法をよくするのです。まさに視覚や虚像までも使って住む人、そう自身を“騙す”のです。実際に一戸建てなら、二階までの吹き抜けや、中庭などで空間を抜いて広がりを持たせます。これは同じ面積の家に比べ相当広さを感じます。
さらに間取り自体を工夫をして、部屋の角から対角の部屋の角へと動線や視線を展開して行くのです。まさに対角線は実際の部屋の2辺の長さの√倍の長さとなりますからその分広々と感じるのです。私はこれをダイアゴナル設計手法と称して多用しているのです。

ダイアゴナルプラン(画:天野彰)
<イラスト2 ダイアゴナルプラン(画:天野彰)>

錯覚を利用した演出で空間を広げる

これらは狭いわが家を視覚的にかつ心理的に広くする演出で、これに騙されて不快になるものではありません。いつしか気が付かないうちに慣れて空間の閉塞感が無くなるものです。

この心理はさらに色彩や明るさにも左右されます。一般に壁や天井を無難な白にすることが多いのですが、実際には壁や天井が迫ってきたり、さらに目が疲れたりもします。壁の一面や天井などを彩度の低い色彩で抑えたり、照明の配置や間接照明、さらには調光器などの明暗で四季をも演出することも効果的です。

照明で演出(画:天野彰)
<イラスト3 照明で演出(画:天野彰)>

いずれも人に広く見せる為でなく、ワザとらしく演出するのではなく、自身や家族のためにさりげなく演出することが大切です。

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★毎週土曜日 最新コラム公開中!   次回は「人生百歳時代元気に快適に住む!何が必要?」です。お楽しみに♪

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建築家 天野 彰建築家 天野 彰

建築家 
天野 彰

岡崎市生まれ。日本大学理工学部卒。
「日本住改善委員会」を組織し「住まいと建築の健康と安全を考える会 (住・建・康の会)」など主宰。住宅や医院・老人施設などの設計監理を全国で精力的に行っている。TV・新聞・雑誌などで広く発言を行い、元通産省「産業構造審議会」や厚生労働省「大規模災害救助研究会」などの専門委員も歴任。著書には、新刊『建築家が考える「良い家相」の住まい』(講談社)、『六十歳から家を建てる』(新潮選書)『新しい二世帯「同居」住宅のつくり方』(講談社+α新書)新装版『リフォームは、まず300万円以下で』(講談社)『転ばぬ先の家づくり』(祥伝社)など多数。

 一級建築士事務所アトリエ4A代表。

 一級建築士天野 彰 公式ホームページ
 一級建築士事務所アトリエ4A ホームページ

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