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住宅関連記事・ノウハウ

住生活コンサルタント 早坂淳一 ネクスト・アイズ株式会社ペニンシュラキッチンのメリット・デメリットを解説!後悔しないための事前準備も解説

調理中も家族の様子や会話を楽しむことができるレイアウトが特徴の対面式キッチン。その中でも特に人気の高い、ペニンシュラキッチンをご紹介します。メリットやデメリットをはじめ、ペニンシュラキッチンを計画する際のポイントもチェックしてみてください。

最もポピュラーなペニンシュラキッチンの特徴を解説

1.ペニンシュラキッチンとは?

ペニンシュラキッチンとは、左右どちらかが壁に接しているキッチンのこと

キッチンレイアウトは、間取りによって大きくわけて「対面キッチン(オープンキッチン)」、「独立型キッチン(クローズドキッチン)」に分かれます。最もポピュラーなのが対面キッチン。

コミュニケーションが取りやすく開放的な空間を演出できる対面キッチン(オープンキッチン)の代名詞となっているのが、アイランドキッチンとペニンシュラキッチン。なかでも最近よく見かけるのが、ペニンシュラキッチン。ペニンシュラキッチンは機能面やデザイン面でアイランドキッチンとは異なる特徴があります。

ペニンシュラキッチンとは、アイランドキッチンと違いカウンターの左右どちらかが壁に接しているキッチンです。突き出したカウンターが半島(ペニンシュラ)のようになっていることから、「ペニンシュラキッチン」と名付けられました。同じ対面式キッチンの一種であるアイランドキッチンは、カウンターが独立した島のように設置されています。キッチンの四方が壁に接していないことから開放的なキッチンとなり、左右どちら側からも移動、回遊することができます。

2.ペニンシュラキッチンのメリット5選

ペニンシュラキッチン5つのメリット

開放感がある

ペニンシュラキッチンは対面キッチン(オープンキッチン)のひとつのバリエーション。 独立型キッチン(クローズドキッチン)と比較すると開放性が高く、リビングやダイニングと一体となった空間になります。
キッチン前部にカウンターを設置すれば、テーブルのように使うこともできます。

一方、独立型キッチン(クローズドキッチン)は作業中の視線が壁に向くため、作業に集中しやすいのが魅力ですが、閉鎖的な空間になるので空間が狭く感じる方もいらっしゃいます。

ペニンシュラキッチンはアイランドキッチンより、リビングやダイニングを広くとれる

ペニンシュラキッチンは、キッチンの片方を壁付けにするレイアウトなので、比較的限られたスペースでも設置できます。一方、アイランドキッチンは両側に通路を確保する必要があることから広い面積が必要になります。アイランドキッチンと比べ、省スペースで設置できるペニンシュラキッチンは、生活の基盤であるリビングやダイニングにスペースを割くことができるので最も取り入れやすいキッチンスタイルと言えます。

料理中も家族とコミュニケーションがとれる

ペニンシュラキッチンは、キッチンに立つ人の視線がリビング側に向くように設置されます。料理中もリビングやダイニングにいる人とコミュニケーションが取りやすいのがメリット。また、リビングから目を離さずに済むため、小さなお子さまがいる家庭では、調理中もお子様の様子が確認できます。緊急時にもすぐに対処できるので安心感も得られます。

おしゃれな雰囲気が出る

対面キッチン(オープンキッチン)は、空間デザインを考える上で大きな役割を果たします。リビング・ダイニングと同じ空間にあり、常にキッチンが見える位置にあるため、キッチンもインテリアのひとつとして、おしゃれなデザインにすることもできます。
ペニンシュラ型キッチンは、通常の対面キッチンと比べると、少し大型な物も多く、リビングやダイニングのインテリアと調和させることがおしゃれな雰囲気をつくるポイント。特に、ワークトップ(調理作業を行う天板の素材や色)やキッチン扉の表面材の色・素材などを他のインテリアテイストと統一させると雰囲気が一気にアップします。オプションも豊富なので、好みの雰囲気に合わせて選ぶことができます。

配膳や片付けがしやすく、目隠しも設置しやすい

ペニンシュラキッチンは、独立型キッチン(クローズドキッチン)とは違いリビングやダイニングに向かってキッチンがあるので、作った食事をそのままダイニングに運びやすく、片付けもしやすいのでとても効率的。また、パーティションを立てるなどして適度に目隠しも可能。あまり存在感のあるパーティションだと狭く感じることも…。

3.ペニンシュラキッチンのデメリット5選

ペニンシュラキッチン5つのデメリット

値段が高い

ペニンシュラキッチンの本体価格は、ワークトップが広いことから通常のI型のキッチンよりも高額になります。

収納が不足しやすい

空間の開放感があるペニンシュラキッチンでは、吊戸棚の収納を設置しないものが多くあります。当然ですが、吊戸棚がないとキッチンより収納が少なくなります。

ペニンシュラキッチンなどの対面キッチン(オープンキッチン)で必要な収納スペースを確保するためには、あらかじめキッチンに置きたいものをリストアップしてから、キッチン収納の計画を立てておくと良いでしょう。たとえば大きな鍋やワッフルメーカー、ミキサーなど利用頻度の少ない調理器具があれば思いきって処分も検討すると、必要最低限のスペースで収納できます。キッチンメーカー各社とも、キッチンのすきま空間を上手に活用する商品を多くのバリエーションのなかで販売されています。
キッチン回りに充分な空間がある場合は、収納棚を置いたりパントリーを設けたりする方法もあります。

臭いや煙が他の部屋にも広がりやすい

ペニンシュラキッチンをはじめとする対面キッチン(オープンキッチン)では開放的なスペースで調理をするため、どうしてもリビングやダイニングに臭いや煙が広がってしまいます。カーテンやソファなどのインテリアやエアコンに、油の臭いが染み付いてしまうこともあります。

油はね・水はねが目立ちやすい

ペニンシュラキッチンを導入するなら、ダイニングとリビングの消臭対策と定期的なキッチンの掃除、こまめなエアコンクリーニング(できれば1年毎)が求められるでしょう。

ニオイや油はねは、上昇気流が本体から発生しないIHクッキングヒーターと強力なIHクッキングヒーター専用のレンジフードファン、そしてコンロ前だけでも壁で仕切ることで、リビングへの油はね軽減と調理中のニオイを完全ではないにしても、減らすことができます。

水はねは、シンクが浅いと水はねしやすくなります。人造大理石の場合、ワークトップと一体成形のキッチンは構造上シンクは浅めになることが多いようですが、一般的なステンレス素材の場合は、シンクが深めになるので水はねは少なくなります。ただ全くはねなくなることはないので、こまめに拭きとるようにしましょう。また、床材も水に強いものを選ぶことが大切です。

リビング側からキッチンが丸見え

ペニンシュラキッチンのメリットでもあり、最大のデメリットといえる「リビング側からキッチン丸見え」状態について。
キッチンを常にきれいに片付けておくというのは、子育て中や忙しい方々には簡単なことではありません。さらに、料理や盛り付けなどの作業中に手元を見られることは、いくら家族でもいやなものです。

そんなときは、造作タイプのペニンシュラキッチンを検討してみましょう。腰壁やちょっとしたカウンターを設置することができるので、リビングからの視線を遮ることができます。
キッチンの丸見え状態が気になる方にも、使いやすい点が魅力です。

4.ペニンシュラキッチンで後悔しないための事前準備

ペニンシュラキッチンで後悔しないためには?

設置スペースを測る

対面キッチン(オープンキッチン)を住宅に設置する際には「収納スペース」と「通路スペース」を確保することが最も重要なことです。
その理由は、ペニンシュラキッチンが横幅と奥行きともに大きなキッチンになることからです。

予算を決める

ペニンシュラキッチンは比較的高価。オプションや条件によって価格に開きがあるのが一般的です。
システムキッチンにはビルドイン食洗機や浄水器、一度使ったら、その高出力で手放せなくなるビルドインオーブンレンジ、センサーに手をかざすだけで吐水/止水ができるタッチレス水栓など魅力的なオプションも提供されていますが、あれもこれも取り入れると費用は上がってしまいます。全体の予算枠のなかでキッチンに配分できる予算と購入ポイントをしっかり整理することが大切。欲しい機能に優先度を付けることもおすすめです。

それでも欲しい機能の優先順位がなかなか決められないときは、コストダウンする方法もいくつかあります。

〇本体価格の低いキッチンを選ぶ。
ペニンシュラキッチンにもワークトップの種類や面材グレードの違いで何種類もの組み合わせがあり、機能性などが異なります。低価格のペニンシュラキッチンでも使い勝手が良い商品は多いため、費用を抑えたいと考えている方は本体価格を抑えましょう。

〇型落ちのキッチンを使う。
商品の選択肢は狭くなりますが、型落ちのキッチンでも使い勝手が良いものはたくさんあります。ただ、型落ちの商品は、早期に部品の製造が終わってしまうこともあります。その場合、故障しても修理ができない可能性があるため、注意が必要です。

〇壁付けのI型キッチンをペニンシュラキッチンとして配置する方法も。
I型のキッチンとペニンシュラキッチンでは、ワークトップの奥行きなどが異なるため本体価格が大きく異なります。キッチンの中では比較的安価な壁付けキッチンと同じものを使えるので、結果としてキッチン全体にかかる費用を抑えることができるし、間取りの自由度が上がることから建物価格の無駄を減らせます。

このように、ちょっとした工夫で、キッチンの費用に始まる建物価格のコストダウンを検討することも可能です。

収納スペースをしっかり確保する

ペニンシュラキッチンは壁や仕切りなどがないのでキッチン用品などを隠すことができないため、常に整理整頓を意識する必要があります。キッチンを美しい状態で保つためにも、収納スペースが充実したキッチンを選びましょう。

なお、対面キッチン(オープンキッチン)と壁との距離は、収納庫の広さによって決めることが重要です。キッチン本体の収納が充実していても、壁との空間が狭すぎると十分に活用できないこともあるので注意しましょう。
収納スペースが不十分な場合は、吊戸棚の設置も解決策のひとつ。ただし、そのせいでキッチン内部に煙や臭いが滞留しやすくなったり、開放的な雰囲気を邪魔してしまったりすることもよくあります。

作業するために動線を確保する

キッチンには大きな冷蔵庫や食器棚も設置するため、作業をする際の動線にも注意が必要です。作業動線をしっかり考慮しておかないと、食器棚の引き出しを開けると通路に立てないことや、意外と多いのが冷蔵庫を開くのに身体をひねらなければならないといった不便な作りになってしまいます。そのため事前にキッチンを設置するスペースの広さを計測して、快適に使用できるキッチンを検討しましょう。

コンセントの位置や数を決める

ペニンシュラキッチンを導入する際には、コンセントの位置や数を決めておくことも大切です。

便利な調理家電は、手元にコンセントがあることでスムーズに使用することができます。コンセントが遠くては、調理家電を使うにもいちいち壁沿いのコンセントに接続しなければならない分、不便に感じてしまいます。
キッチンで水がかかるところに複数のコンセント、というのも考え物ですが、位置を決めたら動かさない冷凍冷蔵庫やオーブンレンジだけではなく、料理のたび使うハンドミキサーなどの調理家電もリストアップしながら、家事動線を考えたコンセントの配置を検討しましょう。
また、冷凍冷蔵庫はもちろんのこと、消費電力の大きなオーブンレンジや電気ケトル、ホームベーカリーなどのコンセントは別系統にしておかないと、ホームベーカリーでパンを焼いているときオーブンレンジを使うと、キッチン・ダイニング・リビングの安全ブレーカーが落ちるという笑えない話にも。

住みはじめからの電気工事は露出配線になったり、多額の工事費がかかるだけに、計画段階から慎重に検討することが重要です。なお、打ち合わせのときはしっかり記録をとって、電気配線図などの図面もしっかり確認して依頼することが大切です。

5.ペニンシュラキッチンがおすすめなのはどんな人?

ペニンシュラキッチンを活用できる人は?

ペニンシュラキッチンは、子供を見守りながら家事を行いたい、料理をしながら家族と会話を楽しみたいなど、リビングやダイニングと対面していることでキッチンでの作業がより効率的に、楽しくなる方におすすめです。
逆に料理に集中したい方は、対面キッチン(オープンキッチン)ではなく独立型キッチン(クローズドキッチン)がおすすめ。

ただ、対面キッチン(オープンキッチン)で、その利点を最大限に生かせるのは「子育て期間中」だけ。
子育て期間中であれば、キッチンから子どもの様子を見たり勉強を見守ることはできるとしても、子どもが成長し自分の部屋に籠もるようになると、対面の意味もあまり必要ないという方も多くなります。

『子どもから目が話せない』時期とは、自分の生涯でもそう長くないかわり、最もたいへんな時期。その最もたいへんかつ重要な時期を優先するのか、子育てが終わってからの長い時間を優先するのか。子育て期間終了後の家族との過ごし方もじっくり考えて検討することが、ほんとうに大切なことです。

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住生活コンサルタント 早坂淳一住生活コンサルタント 早坂淳一

住生活コンサルタント 
早坂淳一
ネクスト・アイズ株式会社

大手百貨店にてクレジットカード事業の立ち上げやポイントカードシステムの運用、全店販促支援システムの運用、売場リニューアルブロジェクトなど、新規事業を中心とした業務に従事。 その後、携帯キャリア店舗改善プロジェクトや不登校児童・生徒活動支援プロジェクト、工務店支援プロジェクトに従事したのち、工務店にて営業を経験し、現在は第三者機関ネクスト・アイズにて、住宅コンサルタントとして活躍中。

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