住宅関連記事・ノウハウ
2026年3月15日(日)
被災地に適した家づくり【復興住宅は今!】第4回
はじめに
今、被災地で住宅再建で最大の関心事は、どの建築会社に決めるかということです。自立再建を考える上で、その生活環境と住まい方に適した家が求められますが、これからの日本の家づくりのひとつの指標になるのではないかと思います。圧倒的な新築需要に対して住宅各社が提案する最新の仕様やその特徴を同時に比較検討できる機会だからです。
そこで、私どもは生活体験モデルハウス「素敵な家」(平屋26坪)を建て、1000万円台で建てられる高品質の家を提案させて頂いています。
ポイント
- 1. デザイン性
- 2. 耐震性
- 3. 気密・断熱性
- 4. 健康的居住性
- 5. 省エネ性能
- 6. アフターメンテナンス
という点に注目し、それらに適した工法や設備等を取り入れました。ぜひ、ご参考にしてください。

まず、最初に(1)デザイン性ですが、住宅様式が多様化する中で、私どもが提案するデザインは、過去の経験を下に欧米の住宅デザインを用いました。英国やドイツにある重厚な趣のある「煉瓦造りの家」、そしてカラフルなサイディングを使ったカジュアルな「北欧風の家」の2つのタイプです。前者は、高品質を求めるユーザーに最適で、後者はエコノミーで若者に人気です。被災地は概ね寒冷地であり太平洋沿岸にあることから、寒さや塩害に強い外壁素材を選びました。例えば煉瓦を選ぶ場合でも、耐震工法を基準に煉瓦の吸水性などを考慮しました。また、サイディングも同様に塩害・凍害・酸性雨に強いとされるポリマパネルを採用しました。
それらを選んだ背景には、経年劣化に伴う修繕費を極力抑え、一時の流行のみに囚われず飽きさせないデザインで、安心して長く住み継がれる住まいを目的としました。
復興住宅の今をレポートしていきます。 ハウスプロデューサー 高橋 和彦
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