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2026年3月15日(日)
「家相」はあるか?(4)~家族一体の「良相の家」をつくる!
父親中心の「良相の家」ひまわりの家とは?
最近、家族とりわけ親子、夫婦に大きな異変が起きているような事件多い。各メディアが、競ってこれでもか、と言わんばかりに事件をクローズアップさせるせいなのか。家づくりに関わる建築家としては、どうも住まいの形やプランにも大きく影響を受けているように思えてならない。
今日の家の形はほぼほぼスマートでモダンとなり、さらにプランも暮らしやすそうに思えるのですが、なぜか家族のありようが気になるのです。なんとなく家族がよそよそしく本音の家ではないような、あるいはその家にムリムリ合わせているような、そんな感さえするのです。確かに家族は世相や流行に敏感で大きく影響を受けるのでしょうが、それにしても余りも画一的で、家族に合っているような気がしないのです。確かに“家”さえ流行に合っていれば、世相に遅れを取ることもなく安心なのかも知れません。
しかし本来の“家”とは“お家一大事”の“家”のことでもあり、“ファミリー”ことです。かつて子どもたちは小さなころからこの家の意識を持っていて、親に恥をかかさない、親が哀しむようなことをしない、などが子ども心にあり、それが自然に育ち、また子どもにそう思わせる規律もあったのです。そうした家づくりが親としての務めであり、覚悟でもあったはずです。だからこそ家族は目まぐるしい時代を今日まで生き抜いて来られたのです。そんな中で昔と唯一違うのは、現代の父親に“家長”と言う意識がないことかも知れません。そのため家族が締まらず、また夫たる父親自身の成長も疑わしいのです。そこでこの家相が説く、家長が家の中心のプランをあえて推し進め、さらにその中心の周りに家族や設備の配置を試みるのです。


めったに家にいない父親の居場所を中心に構えると子どもも妻も接する機会が多くなり、家自体の風通しも家族の見通しがよくなるのです。それが「家相」の原点でもあるのです。イラストはそんな例のTさんの、父親を中心とした。家族一体の見通しの良い明るいまさしく「ひまわり」のようなプランです。
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