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2025年11月29日(土)
テレワークで明らかになった不満と家づくりのポイント
はじめに
あらゆる企業で本格的なテレワーク体制への切り替えが進んでいくなか、テレワーク体制に伴う住まいの課題が明らかになりました。テレワークにおける課題とは、以下の2点と考えられます。
- ・仕事とプライベートの切り替えの難しさ
- ・仕事に適したスペースの確保

テレワークによって気づく住まいの課題
テレワーク体制に伴う住まいの課題における調査結果として、以下の調査結果が参考になります。リクルート住まいカンパニーが2020年4月に実施した「コロナ禍を受けたテレワークの実態調査」からポイントをご紹介します。
サマリー
・テレワーカー(仕事時間の10%以上をテレワークで実施している人)の71%は新型コロナの影響でテレワークを開始
・テレワークに際する不満として、6歳以下の子どもと同居する既婚者では「子どもを見つつ仕事可能な環境(部屋・スペース)がない」「一人で集中をするスぺースがない」ことを不満/不便を感じる項目として挙げる割合が他家族構成の方に比較して高い
・テレワーカーのテレワーク実施場所としては、「リビングダイニング(ダイニングテーブル)」が55%と、昨年11月調査時に引き続き最も多い
・テレワークの実施に当たり、仕事に適した環境に整えている割合は40%
・引き続きテレワークを行う場合、 テレワーカーの48%が間取り変更を希望し、24%が現在の家からの住み替えを希望
・今後もテレワークを継続したいテレワーカーの割合は84%
・割合は少ないものの「子ども部屋」「お風呂」「トイレ」等でオンライン会議を実施しているテレワーカーもいる
コロナ禍により、やむにやまれずテレワークに切り替えた方々が多いなか、仕事場に適したスペースがないこと、資料、PCなどの設置場所や収納がないこと、そして、オンとオフの切り替えが難しい場所しかないことに不満/不便を感じる方々が多いことがわかります。
それほど、ほぼ強制的にテレワークをしなければならなくなった状況のなか、突然テレワーク体制にならざるおえなくなった方々が、家のなかで仕事場に適した場所を確保することに四苦八苦している様子がうかがえます。
あわせて、切実な問題である【ワークスペースが足りない】という問題よりも、「お風呂」や「トイレ」などでオンライン会議をせざるおえないほど、仕事とプライベートの切り替えで悩む方々がいるという、ワークスタイル上の課題があると考えられます。
テレワークに適した住環境とは
今後、本格的なテレワークに適した住環境を検討する場合、外せないポイントとして、以下のような間取りを検討することが大事と考えられます。
個室=書斎などの専用のワークスペース
半個室を緩やかにLDKなどにつなげた、独立したワークスペース
ロフトやスキップフロア=個室と半個室に近いイメージで使う
共用スペース=LDKや寝室の一角をワークスペースとして兼用
今後、あらゆる業界で自宅を仕事場として使わざるおえないライフスタイルが普及していくことが既定路線になりそうな状況のなか、注文住宅はもちろん、マンションも含めた家づくりも、仕事場の確保と同様、仕事に集中できる空間づくり、時間の使い方などの工夫が可能な住まいづくりが必要と考えられます。
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