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建築家 天野 彰 予算“0”の「ソフト壁」

予算0ソフト壁

今住んでいるマンションの2LDKの間取りの壁を“溶かして”透明な子ども部屋をつくる?分譲住宅の住みにくい間取りの壁を溶かして好きな動線の間取りに直すとは一体どういうことなのでしょう?実は2LDKなどの狭い住まいの間仕切りを溶かして透明にして新しいプランをつくる。リフォームで私がよくやる手法の一つです。部屋の間仕切り壁であって壁でない、この手法を私をしてソフト間仕切りをソフト壁と称しているのです。これを悩みの子ども部屋間取りの改変に応用するのです。

2LDKでの親子の暮らし

今の2LDKで親子3人の家族がどう住んでいるかを考えて見ます。2LDKの二つの6畳の部屋のうち一つを小学生の子どもが一人で堂々と使い、もう一方の6畳の寝室は大人の夫婦二人のベッドは置けません。当然床に布団を重ねるように敷いて寝ることになります。しかもそこにタンスや家具が置かれることになりさらに狭く、それらに挟まれて寝ているのです。これは狭いばかりか地震でも着たら大変危険です。

タンスを活用したソフト壁

そこで今の6畳の子ども部屋の真ん中を、寝室に置いてあったタンス2本で区切ってベランダ側を3畳の子どもコーナーにするのです。手前の残りの空間は納戸的な何でも収納とし家のすべてのものをここに置きます。夫婦の寝室もタンスもなくなり広くなります。親子そろって3畳ずつ均等になりました。その狭くなった子どもはと言うと、まるで操縦席のようになった部屋で大喜びです。このタンスの間仕切りは部屋を壊すことなくしかも家具を置くだけでできます。予算0ソフト壁と言えます。

ソフト壁によって、親子の関係もソフトに

タンスの転倒防止策

この間仕切りのタンス地震が来ると上が中空だけに片方が持ち上がって回転し倒れてしまいます。(イラスト2参照)そこでタンスの上に天井までぴったりの丈夫な箱をつくりそれを押し込んで、そこも新たな収納にするのです。これによってタンスは回転できず床と天井にしっくり固定されます。これこそ突っ張り棒ならぬツッパリ箱ですが、この日曜大工、家族にとっては命を救う大手柄となるのです。

LDKと子ども部屋を繋ぐ

さて今度はちょっと手を加えて、昼なお暗くLDKを塞ぐ子どもの部屋の間仕切り壁を思い切って壊し取り去り、LDKと子ども部屋を連結します。するとベランダまでの広く、明るいリビングになります。これでは子ども部屋がなくなってしまいます。そこで、ベランダ側から3畳ほどのところに敷居と天井までの鴨居をつくってそこを大きなガラス戸3枚ほどの引き戸で仕切ります。

ガラス戸とカーテンで生まれるソフト壁

その3畳に子どものベッドと机を置きます。リビングから見るとまるでサンルームのようなところが子ども部屋となります。しかも丸見えです。もちろんこれでは落ち着きません。そこでガラス戸の内側にレースのカーテンと遮光カーテンを2連取り付けます。ガラス戸を閉めて遮光カーテンを閉めると、音を通さず、光を通しません。そうですこれはです。が、子どもは朝になれば学校に出かけます。ガラス戸とカーテンを開けます。すると子ども部屋を通してリビングは一体となり明るく風も通ります。これこそがソフト壁なのです。この子どもは最初は閉めて勉強などしていますが、次第に慣れて、開けっ放しで宿題をやるようになるのです。このソフト壁によって住まいもソフトになり、親子の関係もソフトになるのです。

3畳の子どもコーナーとリビングを <q>ソフト壁</q>で自在に区画(画:天野彰)
3畳の子どもコーナーとリビングを “ソフト壁”で自在に区画(画:天野彰)

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建築家 天野 彰建築家 天野 彰

建築家 
天野 彰

岡崎市生まれ。日本大学理工学部卒。
「日本住改善委員会」を組織し「住まいと建築の健康と安全を考える会 (住・建・康の会)」など主宰。住宅や医院・老人施設などの設計監理を全国で精力的に行っている。TV・新聞・雑誌などで広く発言を行い、元通産省「産業構造審議会」や厚生労働省「大規模災害救助研究会」などの専門委員も歴任。著書には、新刊『建築家が考える「良い家相」の住まい』(講談社)、『六十歳から家を建てる』(新潮選書)『新しい二世帯「同居」住宅のつくり方』(講談社+α新書)新装版『リフォームは、まず300万円以下で』(講談社)『転ばぬ先の家づくり』(祥伝社)など多数。

 一級建築士事務所アトリエ4A代表。

 一級建築士天野 彰 公式ホームページ
 一級建築士事務所アトリエ4A ホームページ

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