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2026年3月8日(日)
ちょっとの壁の移動か壁を取り去ると広いキッチンに~ちょっとの増築で広くするコツ
ちょっとの増築で広いキッチン
前回に引き続き、「ちょっとの増改築で広くするコツ」をご紹介します。
戸建てのわずか10センチほどの有効なキッチンの“ちょっとの増築”は住まいそのものが多少でも広くなるのですが、限られたマンションの区画の中ではそれはできません。そこでキッチンが接する隣のダイニングかリビングなどの壁をちょっと押して広くするのです。言わば今の間取りの中で、区画の壁を壊してそれをわずか10センチでも押して新たな間仕切りの壁をつくりその分広くするのです。すると動く作業通路そのものがちょっと広くなるだけですが広く感じるのです。不思議なことに、その反対側のリビングやダイニングスペースなどは10センチほど狭くなってもそれほどの“狭さ”感(残念ながら“広さ”感ではありませんが)は変わらないのです。
これこそ空間の広さ狭さのバランス感覚で、私はこれを“空間の相対性理論”などとアインシュタイン気取りで大げさに言っているのです。言いかえれば視覚的錯覚です。狭いトンネルや廊下を出るとあまり広くもない空間でも広く感じるあの錯覚と同じなのです。このバランス感覚は、広く贅沢な玄関ホールなどをつくると・・・せっかくの広いリビングやダイニングであっても狭く貧弱に感じてしまうからバランスが大切です。
LDK全体が狭いマンションなどでは思い切って間仕切りを取ってあの「わが家のスナック」のカウンターかキャフェテリアのようにすると互いが広く感じます。これも単に広いLDKにすると区切りがなく物が散らばってかえって狭く感じます。

イラスト3:間仕切り移動でマンションの快適リフォーム/写真3:間仕切りを取るだけで広々キッチンI様邸(天野彰)
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