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2026年3月8日(日)
たった10センチの増築?でキッチンが広くなる?!~ちょっとの増築で広くするコツ
たった10センチの増築でキッチンが広くなる
今の家を大きく増築するのではなくわずか10センチほどの「ちょっとの増築でうんと広くなる」と提唱しているのです。
これを今住んでいる家のキッチンを見てみましょう。柱の芯すなわち台所の幅は壁と壁の中心で1.8メートル。そこから壁の厚さを引くと実質1.7メートル。その台所の作業通路の幅は、キッチンの奥行60センチ、その後ろのバック棚の奥行き40センチほどを差し引くと、なんとその残りはわずか70センチしかありません。これは狭い!そこで夫や子どもたちが手伝おうとするとかえって邪魔となります。
そこで今のキッチンの外側に多少の空地さえあればわずか10~20センチほどの“増築”をして壁を移動してシステムキッチンをそのまま外に押し出すのです。すると作業通路の幅が10~20センチ広くなり、80~90センチまで広がります。70センチがわずか80~90センチとなるだけなのですが、台所ではこのちょっとの広さが重要で、これ以上広い作業幅だとバックの棚から食器などのモノを取るのに一歩余分に歩かなければならずかえって疲れてしまうと言うのです。
2~ちょっとの増築で広くするコツ
そこで図のようにキッチンの外側に新たな基礎をつくり、柱を立てサッシを取り付け庇までの新しい壁をつくるのです。その上で今までのキッチンを取り外し、壁を内側から壊して新たな給排水工事をして内装を仕上げます。後はそこに元のキッチンを戻すか、この機会にお気に入りの新しいキッチンにやりかえるのです。

このキッチンの作業性の感覚のようにちょっと動きがよくなると広く感じる部屋も多いのです。例えばあの狭いトイレやお風呂ですが、わずか10センチほど広くするか出窓を付けるだけでも、おっと!と思うほど広さを感じるのです。
その反対に、キッチンの作業幅同様、トイレの空間などむやみに広げてもトイレットペーパーホルダーの位置や洗浄のコントローラーなどに手が届きにくいなどかえって無駄な拡張となることも多いので注意が必要です。

さあ、どうでしょう!わずか壁の厚み分ほどが広くなっただけなのですが見た感じも、動きもまったく変わるのです。
蛇足ながら隣りの敷地との空地幅は、隣地後退規制などの条例がないところでも壁まで距離が50センチ以上と民法で定められており、隣りの家が出張って来ているなど互いの状況やその同意がない限りむやみにはできません。さらにこの僅か10センチ幅の増築であっても建物の建築面積や合計床面積が建蔽率や容積率オーバーとならないよう注意も必要です。
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