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2026年3月22日(日)
地震に勝つ家負ける家(2)-自分で耐震診断-
耐震補強どこが肝心?
最近、東海から南西までの広範囲の大地震さらには首都圏直下地震の予測が報じられて以来、「私の家は震度7でも大丈夫でしょうか?」「壁に筋交い(すじかい)は大丈夫でしょうか?」などと言った質問が多くなりました。阪神・淡路地震の直後もこうした質問を多く受けました。ところがこうした質問にいちいちお邪魔して診断調査の上、答える時間もなく、一つの自己診断法を編み出しました。
今の家の確認申請書などの平面図をコピーし一階の壁を太いマジックのようなもので黒く塗り、目を細めて見てというものです。すると、ぼやーと全体がバランスよく黒く見える平面の家はとりあえず問題ありません。反対に一つのコーナーが白かったり、家の半分あるいは一方の壁が真っ白と言うのは極めて危ない!と言う簡単なものです。これは偏った柱配置、特に壁の配置のアンバランスを知ることなのです。
実際、阪神・淡路地震や中越地震などでは、ガレージなど、家のコーナーが柱一本だったり、リビングなどの角を大きな出窓などにしたり、柱が一本だけのバランスの悪い家はことごとく柱が折れ、新築の家でさえ二階が落ちていたのです。皮肉にもこの高級車を大切に保管するために無理したことが原因で車ともども押し潰されてしまったのです。

耐震は自己診断で補強箇所が分かります。
一本の角柱も基礎を外側から鉄筋入りの二重の基礎を造り、いわゆるお神楽普請と言われる2階への増築は危険ですが、これも外壁を一部はがし、そこに1階から通しの柱を2本添えボルトを四方から固め、3本の矢の強さの例えの通り粘り強くなるのです。冒頭でお話したとおりちょっとの工夫と補強で地震に強い家となるのです。

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