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建築家 天野 彰 地震!!家からどう逃げるか?まで考える!~間取りから場取りへ3

大震災から学ぶ住まいの備え

前々回、ちょうど20年になるあの阪神大震災を回想していただこうと、拙著『地震に勝つ家負ける家』(山海堂)の寄贈の募集をいたしました。

『地震に勝つ家』が伝える教訓

『地震に勝つ・・・!』とは直下型のあれほど凄まじい揺れに対しても、ちょっとした補強工事や工夫をするだけでどれほど多くの家が倒壊をまぬがれていたかを記した本なのです。が、意外に応募が少ないようです。

なぜ防災意識は高まらないのか

今迫るこうした地震や災害に対し、これから家を建てようとしたり、持とうとする人たちに防災の意識がいかに少ないかに驚かされます。事実その後に起こった中越地震などでも、家が壊れるほどの揺れでなくとも家の中の家具や物に挟まれたり怪我をされ、逃げ場を失う人が多かったのです。あの神戸の長田区でもそうした原因で家が多く焼失し、逃げ遅れて亡くなった人も多いのです。ではいったいどう対処したらよいのでしょう。

「場取り」で考える安全な暮らし方

分かりやすいのは家の中でどう暮らすか、自分の居場所はどこかなどの「場取り」を考えると同時にそこからの「逃げ場所」さらに「避難のルート」の非常時までを想定。最初の間取りでそこまで考えるのかと、お思いでしょうが、暮らしには平穏なことばかりではなくこうした非常時のプランも想定するのです。

すると前回の収納の位置と同時に収納の中身がこぼれ出ないか、またそれが逃げ口を塞がないか?さらには進行方向のドアの開け勝手が邪魔にならないかなどまでが分かってくるのです。

小さな工夫でできる耐震対策

例えばトイレのドアが内開きだと、中で運悪く倒れたり、地震に遭遇したとき速やかに逃げられません。やはり外開きにするか、引き戸にして蹴破るかなどが分かってくるのです。こうして住まいを考えるとすべてを特別な耐震構造などにしなくとも、簡単な方杖や筋違、さらに添い通し柱(イラスト)などで寝場所や収納周辺、さらに車庫や玄関回りなどの要所要所を安全強化することで良いのです。

簡単な方杖や筋違さらに外付けの添い通し柱で補強する
簡単な方杖や筋違さらに外付けの添い通し柱で補強する (画:天野彰)

「場」がつくる暮らしとライフステージ

場取りの「場」とはそんな修羅場の「場」であったり、冬「場」夏「場」の季節であったり、その瞬間の人生の「場」すなわちステージであり、わが「ライフステージ」を描くことも可能となるのです。

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建築家 天野 彰建築家 天野 彰

建築家 
天野 彰

岡崎市生まれ。日本大学理工学部卒。
「日本住改善委員会」を組織し「住まいと建築の健康と安全を考える会 (住・建・康の会)」など主宰。住宅や医院・老人施設などの設計監理を全国で精力的に行っている。TV・新聞・雑誌などで広く発言を行い、元通産省「産業構造審議会」や厚生労働省「大規模災害救助研究会」などの専門委員も歴任。著書には、新刊『建築家が考える「良い家相」の住まい』(講談社)、『六十歳から家を建てる』(新潮選書)『新しい二世帯「同居」住宅のつくり方』(講談社+α新書)新装版『リフォームは、まず300万円以下で』(講談社)『転ばぬ先の家づくり』(祥伝社)など多数。

 一級建築士事務所アトリエ4A代表。

 一級建築士天野 彰 公式ホームページ
 一級建築士事務所アトリエ4A ホームページ

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