住宅関連記事・ノウハウ
2025年11月29日(土)
家相が気になる?(5)まったく鬼門のない家?
はじめに
家づくりでは普段占いや年回りなど、縁起にまったく興味のない人が突然「鬼門は大丈夫?」などと家相を気にされることが多いのです。
いい家のプランを考えるとき玄関や水回りなどの位置を決める際あれこれ迷ったり決断をするときに、なぜか家族や親友などの意見や家相についての体験談などが脳裏に浮かんで気が付いたら「家相の本」を買ってきたりするのです。
生涯に幾度ともない大きな買い物であり、一度決めたらこの先何年も住むことになりやはり緊張と不安に駆られることが多いのです。
建築家や施工会社に依頼する前に、少しだけ「鬼門」を気にして要望をまとめる
これまでお話したとおり、まずは自分の住みたいように家族とプランを模索して考え、それをもとに鬼門などの障りがあるところを少し調整するようにするだけでいいのです。その上で正式な実施設計図を専門家につくってもらえばいいのです。これをせずにすべての設計図を書いて見積もりまで取った後に家相のために大幅な変更をすることは大変です。
さらには住んでいて人に言われたり、何か家族に異変でもあり始めて家相が悪いのでは?と思うことの方が辛いものがあります。
実際にそんな理由でリフォーム相談を受けることも多いのです。不思議なものでそうした家のプランを見るとなるほどこれは問題だと思うことも多いのです。家に行ってみるとなぜか暗く風通しも悪い家が多いのも驚きです。
鬼門など家相を気にするとますます不安になり、そんな気分になってしまうのです。しかし実際のプランニングで鬼門などあらゆる家相上の障りをはじめから気にするとまともなプランなどできません。
陽当たり、風通しが抜群な家相の気にならない家
こんなことからまったく家相のさわりのない家を考えたこともあるのです。まずはその模型の写真をご覧になればお分かりのとおり丸い建物でしかも回転をするのです。なるほど家相などまったく気にもなりません。しかも全方向が開放的なガラスの家で前室日当たりもよく、夜になると地下に沈んで行くので安心です。残念ながらまだこの家を実際に建てたことはありませんが、そもそもが地震や台風などの災害に備えたものですがこうした自由な発想を持って家を生活優先で考えていただきたいものです。

鬼門のない回転する?(画:天野彰)
ま、これほどの「絶対方位」の家ではありませんが家相を気にされる家族のために図のようなプランの家を実際に建てました。まさに「ひまわりの家」と名づけたのですが、あらゆる家相をクリアし、どの部屋も陽当たりや風通しもよくまさしく向日葵のような家となったのです。実際に芸術家である家人からは住みやすく気に居られているようなのです。

ひまわりの家プランと写真(三重県津市 設計:アトリエ4A)
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