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2026年3月15日(日)
「べったり同居」プランはキッチンが要!~「同居“共働”住宅」はキッチンが要!
「べったり同居」プランはキッチンが要!
息子同居すなわち嫁姑同居は「べったり」と住むものの、双方の寝室は極力遠くに離し、キッチンは二つ、さらにバスも二つ、そしてトイレも当然二つがいいのです。もしどうしても狭ければひとつの台所の中に嫁姑左右二つのキッチン!を設けることもできるのです。
息子同居すなわち嫁姑同居は「べったり」と住むものの、双方の寝室は極力遠くに離し、キッチンは二つ、さらにバスも二つ、そしてトイレも当然二つがいいのです。もしどうしても狭ければひとつの台所の中に嫁姑左右二つのキッチン!を設けることもできるのです。

私がキッチンにこだわるには訳があるのです。同居の成否は、キッチンのあり方と扱いで決まると言っても過言ではないのです。もともと住まいのかん・じん・かなめは台所と寝室とリビングです。わが家の“勝手”と“寝床”と“居間”で、落語の「じゅげむ」で言う「食う・寝る処住む処」なのです。
中でも台所の“勝手”は主婦の象徴とも言えるところです。その大切な勝手を守る重役に“二人の主婦が居る”と言うところが同居の難しいところだと言いました。そのバランスこそが大切なのです。ではなぜ同居住宅でキッチンの争奪戦となるかですが、これは一つの住まいの中で主導権をどちらが持つかと言う嫁姑の競い合いが生まれているからです。まさにその決め手がキッチンと思うのです。ニコニコと笑いながら口に出して言わない静かな戦い?なのです。 このことは嫁姑に限らず、仲の良い母娘であっても問題となることで、企業で言えばキッチンは主婦にとって“社長の椅子”と言えるのです。これを母親から取り上げてしまってはいけません。母親のキッチンは、言わば“社長の椅子”を譲った“会長の椅子”と言ったところです。
前回のお話しの通り「べったりの同居」のプランニングは、双方の寝室は極力遠くに離し、キッチンは2つ、どうしても狭くて2つとれなければ1つの台所の中に嫁姑2つのキッチンセットを設けることも可能です。“会長の椅子”である母のキッチンがいずれ使われなくなっても“象徴的なもの”としても在ることに意味があるのです。「お義母さんは何もせず私に任せてください」などと椅子を取り上げてしまっては「会長は何もせず家で寝ていてください!」と言っていることと同じです。
その反対にいつまでも母親がキッチンに張り付いて「お料理は私に任せなさい」なども“次期社長”が育ちません。同居住宅の肝心要はこの“変わり目”が大切なのです。
母主導のキッチンもやがて年が経つにつれ次第に嫁に重きが置かれ、ついには嫁のキッチンがメインとなるのです。しかし母の大切な食器は保管され、気が向いた時に手料理もでき、深夜に水や薬が飲めるなど、母のキッチンは心のよりどころであり、心の安らぎの場でもあるのです。

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