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住生活コンサルタント 早坂淳一 ネクスト・アイズ株式会社30坪の間取り例5選!30坪の基本や平屋・2階建て・3階建てなどの間取りのポイントを公開

注文住宅を建てる時に、「家の広さや間取り」を考える方も多いかと思われます。実際に30坪ってどのぐらいの広さ?や間取りってどうやった考えるもの?などはじめての事だらけで不安ですよね。
今回は、30坪の広さや参考になる間取り、平屋や2階建て、3階建ての間取りのポイントなどをご紹介します。
限られた30坪という広さに、どう家族の要望を盛り込んでいくのか、どんな空間が必要なのか、そもそも30坪でいいのかどうか。ぜひ物件を見学する前や住宅会社にお問い合わせする前に、検討してみてください!

30坪で家を建てるにあたっての不安点などありましたら、住宅の専門家であるハウスネットギャラリー事務局までお尋ねください。

1.30坪の広さはどれくらい?

一戸建ての場合は、30坪は1階と2階合計の床面積(広さ)です。

シンプルな総2階建ての住まいにすると、
1階:15坪=30畳=約50m2
2階:15坪=30畳=約50m2

となります。
4人家族の場合、30坪の間取りは余裕で住める広さなので、ご安心ください。

参考として、おおよその各部屋の広さをまとめました。

<一階>

部屋名坪数
玄関1坪=2畳
シューズインクローク0.5坪=1畳
玄関ホール1坪=2畳
トイレ0.5坪=1畳
お風呂1坪=2畳
洗面所1坪=2畳
収納0.5坪=1畳
階段0.5坪=1畳
LDK9坪=18畳
合計15坪=30畳

<二階>

部屋名坪数
トイレ0.5坪=1畳
階段1坪=2畳
主寝室3.5坪=7畳
主寝室収納1坪=2畳
子供部屋①2.5坪=5畳
子供部屋②2.5坪=5畳
収納(子ども部屋×2)1坪=2畳
書斎2坪=4畳
廊下1坪=2畳
合計15坪=30畳

リビングや寝室、収納の広さは計画内容によって変わりますが、トイレやお風呂の広さはどのお家もそう変わりません。お風呂は1坪(2畳)タイプが一般的です。浴槽で足が伸ばせる十分な広さです。
ちなみにベランダやロフトは延床面積には含まれません。

2.30坪の広さにおすすめの家族構成は?

30坪は、夫婦+子ども2人の家族構成で余裕で暮らすことができます。
子どもが3人の5人でも住めなくはないですが、2階の主寝室や子供部屋の広さを見直すか書斎を子供部屋にするなど工夫が必要です。

3.30坪の家に必要な土地の広さは?

30坪の場合、おおよそ40坪以上の土地は必要です。

ただ、住宅を建てられる土地には、用途地域といって建築できる建物が決められているエリアがあります。用途地域とは、住居系、商業系、工業系合わせて13の地域の総称であり、用途地域という名称の地域があるわけではありません。そして、用途地域ごとに敷地の広さに対して建築できる建物の大きさに制限が設けられています。

「建ぺい率」とは敷地面積に対する建築面積の比率で、「容積率」とは敷地面積に対する延床面積の比率を指し、普通はパーセントで表現します。

建ぺい率=建築面積÷敷地面積
容積率=延床面積÷敷地面積
それぞれ、用途地域によって制限が定められています。

例えば、第一種低層住居専用地域で建ぺい率50%・容積率100%の場合は、1階20坪 + 2階10坪の2階建30坪の家を建てる場合に、40坪の土地が必要になります。

自分の土地、または候補にしている土地がどの用途地域かなどは、各市区町村に確認できます。用途地域と土地面積によっては希望の広さ(延床面積)を確保できない場合もあるので注意が必要です。

希望するエリアで土地を購入してから必要な広さ(延床面積)で家が建てられないなんて事にならないよう、必要な広さやどんな家を建てたいかを土地購入前に検討することをおすすめします。

★土地購入を検討中の方は、土地購入のポイントなどもご紹介中。こちらよりご覧ください。

4.30坪の間取りのメリット

建築面積が30坪で二階建ての場合は、一階に、玄関・リビング・キッチン・水回りなどの共有スペースをつくります。二階は寝室や個室があるような設計が一般的。

メリット1 回遊動線
家族の共有スペースは動きやすいような「回遊動線」にできるだけの広さを確保できる点は30坪のメリットといえます。朝の忙しい時間帯で洗面スペースの取り合いにならないように、洗面器の横に少し空間をつくることもできます。料理する場合も子供たちがお手伝いや配膳のしやすさを考えて対面キッチンにすることも。洗濯を干す場合なども、洗面から庭への動線なども考慮できます。

メリット2 広すぎず狭すぎない適度な収納スペース
収納は狭すぎても広すぎても使い勝手の悪いものです。必要な場所に必要な物がしまえるように、30坪であれば各部屋に大きくはないが適度な収納を確保できる広さは充分にあります。
先にも上げたように、各部屋に1畳ほどの収納は適度な広さといえます。

また、30坪の住まいはできるだけ不要な物を持たず無駄な空間も設けない考え方も大切ですので、シンプルに暮らす・必要最低限の物で暮らすことを考えているご家族に向いていると考えられます。

5.30坪の間取りのデメリット

デメリット1 回遊動線は可能だけれど、他のスペースを圧迫する場合も。
回遊動線は通路面積が増えることになり、家具の配置スペースや居室の有効スペースを圧迫する場合もあります。動線を確保するあまり、家族のスペースがなくならないよう、移動スペースと家族スペースのバランスを考えて計画しましょう。

デメリット2 スキップフロアは、工事費アップの原因?
スキップフロアは限られたスペースにちょっとした段差を利用して空間を縦に増やすことができます。空間としての面白さや広がりを確保できる一方、複雑な構造になるため工事費用は確実に増えます。またシニアで足腰が弱くなると、段差に後悔する可能性があるので注意が必要。

デメリット3 吹抜けは光熱費が心配。
吹抜けは見た目に素敵ですが、家全体の熱効率が下がります。よって、部屋間の温度差が少ない高性能な全館空調などにしないと、光熱費のかさむ原因に…。
全館空調や高性能な設備などは、工事費用が増える原因になります。

デメリット4 ウォークインクローゼットなどの大きな収納スペース確保は難しい。
大容量のウォークインクローゼットなど、注文住宅ならつくりたい空間のひとつ。でも、30坪で家族の必要スペースを考慮すると、ウォークインクローゼットは、優先度を下げざるをえません。各部屋に収納をつくらなければ可能かもしれませんが、それだと使い勝手が悪くなりますのでおすすめはできません。

30坪の家では、シンプルな間取りで、極力凹凸も少なくすると暮らしやすくなるのではないでしょうか。

6.30坪の間取りで失敗しないための注意点

まず、間取りの考え方において、コロナ禍で大きく変わったことが2点あります。

ひとつは、玄関からリビングを通らず洗面所で手洗い、そのまま着替えてシャワーを浴びて、着替えてからリビングで家族とくつろぐ『帰宅動線(ただいま手洗い)』。

もうひとつは、勝手口からキッチンに至るまで最短の動線にする『買物動線』。あわせて週末にまとめ買いした食品を収納する『パントリー(食品庫)』の重要性がクローズアップされています。リビングに接する開かれたキッチンでは、パントリーの設置は容易ではありません。

洗面脱衣室もそう広くとれないので、洗濯物を干したり畳んで重ねるといった場所は「リビング」になりがち。
リビングの面積を少し削ればユーティリティ(家事室)を作ることができますが、リビング面積は18畳以下にすると、主流の60インチ程のテレビやL字ソファを設置しにくくなります。

収納についても、住宅の高性能化を踏まえた検討が必要です。
いままでは寒い室内で凍えないよう、こたつや厚手の布団など季節もを収納するスペースが必要でしたが、高性能化によって暖房器具や室内の防寒着がそこまで必要なくなりました。さらに、ファストファッションの台頭により、1シーズンごとに古着屋さんに持っていくとか、捨ててしまうという考え方も。つまりシーズンごとにクリーニングして仕舞う服が減りました。

ということは、大きなウォークインクローゼットより、玄関の靴、意外にかさばるベビーカー、外に停めると心配な電動自転車などを収納する「玄関収納」や「土間スペース」が注目されつつあります。
このように、物を減らすためには小さな家ほど住宅の高性能化はマスト。2023年度からフラット35、2024年度からの住宅ローン減税は、高性能住宅以外は対象とならない要件もあります。

光熱費の削減はもちろん、季節アイテムの収納を減らすために住宅を高性能化する。それが30坪の限られたスペースで家を建てる際に失敗しない家づくりのポイントです。

7.30坪の間取り実例① 平屋

ここでは、参考になる30坪の間取り例についてご紹介します。あくまで参考ですが、いろいろなパターンの間取りを見て、ぜひ家づくり検討してみてください。

まずは、平屋から。

三大家事(料理・洗濯・掃除)と片付けをラクにする提案が盛り込まれています

30坪の間取り実例① 平屋

<ポイント>
・料理する人と手伝いするひとの動線がかちあわないシンプルでゆとりを持った空間。かつ、キッチンに立った際にリビングを見渡せるようにしている。

・ランドリールームと子供部屋を隣接させて、ハンガーにかけたまま自分の部屋のクローゼットに掛けられる動線。

・駐車スペースから勝手口を通りパントリーに収納し、キッチンにもそのまま持ち込める『買い物動線』。

・リビング横の部屋はランドリールームとしても、書斎としても使えるマルチスペースに。洗濯したものをしまう時にそこで畳むこともできます。洗面からの動線もラクに!

8.30坪の間取り実例② 2階建て

次は、2階建ての間取りをご紹介します。

欲しいところにちゃんと収納があって、無駄のない空間を実現

30坪の間取り実例② 2階建て

<ポイント>
・料理する人と手伝いするひとの動線がかちあわないゆとりをもった空間。

・主寝室には広いクローゼット。

・キッチン後ろに小さな『調理家電収納』を設置。

・洗面所/階段近くの洋室6畳は洗濯物の室内干しや洗濯物を畳むのもOK!ちょっと横になるなど多目的に活用できます。

・玄関横と階段横に『お掃除収納』を設置。

9.30坪の間取り実例③ 平屋風2階建て

次は、平屋風2階建ての間取りです。平屋風2階建てとは、1階部分の床面積を大きくし、2階はその分、床面積が小さな家です

平屋建てを基本とするも二階に子供部屋の2部屋のみ。子供が巣立った後は、夫婦の趣味室としても活用できます。

30坪の間取り実例③ 平屋風2階建て

<ポイント>
・一階は、南面に広いLDKと寝室・水廻り。主寝室にはお風呂などを隣接させない工夫もされています。

・一階の玄関→洗面→キッチンはもちろん、玄関からそのままリビングやキッチンにもつながる回遊動線。

・これからさらに電気料金が高騰する現在、リビング上の片流れ屋根に太陽光パネルを設置できるのもポイント。

・屋根の切れ目の真ん中にバルコニーを設けることで、子供部屋やバルコニーにも陽の光を十分に取り込む事ができる。

・洗面室はリネン庫となる収納をはじめ、主寝室にも広めのクローゼットを設置。

10.30坪の間取り実例④ 3階建て

次は、3階建ての間取りをご紹介。

リビングから繋がるサンルームや回遊性の高い家事室も完備!

30坪の間取り実例④ 3階建て

<ポイント>
・玄関横にちょっと広めの『上着クローゼット』は便利です。

・LDK奥を和室にして空間にメリハリをつけ、その和室はLDKとして使ったり、食後にちょっと横になるスペースとしても重宝します。

・和室のさらに奥には、サンルームを設けて家事動線も。

・3階は、子供部屋を配置し、壁で仕切らずスタディスペースで仕切り空間を広く見せる工夫も。

・三階に小さくテレワークスペースも確保。

11.30坪の間取り実例⑤ 吹き抜け

最後は、吹き抜けのある間取りです。限られた30坪で吹き抜けって実現可能!?と思う人に上手に取り入れた間取りをご紹介します。

共働き夫婦で寝室をそれぞれ独立させた「夫婦別寝」対応がイマドキ。

30坪の間取り実例⑥ 吹き抜けのある間取り

<ポイント>
・リビングに吹き抜けを設け開放的な間取りを実現。『インスタ映えするリビング』ともいえます。

・キッチンの近くの造作収納はパントリー(食品庫)として活用。洗面所の床下収納・点検口は『体組成計』で洗面所を使うと健康管理に取り組めます。
出典)株式会社タニタ プレスリリース 2022年8月25日

・2階は、夫婦の寝室も含め各々の部屋を設けテレワークに対応し、家族それぞれのプライバシーに配慮したイマドキの間取りです。

12.30坪の工事費用の相場は?

現在は建物本体価格+付帯工事で、2,500万円~3,500万円程度は見ておいたほうが良いでしょう。ウッドショックや度重なる資材・設備の価格上昇で、大手ハウスメーカーと工務店の価格差は以前ほどの差がなくなっています。

建築費がプラスになるのはどんな点?

建築費は、外壁に出隅・入隅(面と面が交わる角)が増えることで、大きく上昇します。四角形の総2階とL字型やコの字型の住宅は出隅・入隅が増えるため外壁の面積が増えてしまいます。また、大きな屋根と小さな屋根が取り合うことから収まりが難しくなり、結果として建築費がかさんでしまいます。

少しでも建築費を抑えたいなら?

平面が四角形で総2階の建物にすると、一階と二階の間仕切り壁の位置を上下階で一致させやすいため、構造材が最小限で済みます。
また、四角形の総2階の建物は床面積の割に外壁面積を抑えることができるので、外壁面積が減る分、外壁の材料費や外壁工事の手間(工事時間)が減り安価になります。

最後に、ずっと変わらないことは家のなかでひとりになれる空間。奥行きがある収納を削っても、リビングの一角や家族の居場所から離れた場所に『隠れ部屋(書斎)』を設けられるような間取りにすることが大切なことです。

ハウスネットギャラリーでは、住宅のプロが要望に合わせて住宅会社のご紹介も可能です。ご希望あればぜひ。
納得の住宅会社を選んでご紹介する「ハウス仲人」

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住生活コンサルタント 早坂淳一住生活コンサルタント 早坂淳一

住生活コンサルタント 
早坂淳一
ネクスト・アイズ株式会社

大手百貨店にてクレジットカード事業の立ち上げやポイントカードシステムの運用、全店販促支援システムの運用、売場リニューアルブロジェクトなど、新規事業を中心とした業務に従事。 その後、携帯キャリア店舗改善プロジェクトや不登校児童・生徒活動支援プロジェクト、工務店支援プロジェクトに従事したのち、工務店にて営業を経験し、現在は第三者機関ネクスト・アイズにて、住宅コンサルタントとして活躍中。

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