住宅関連記事・ノウハウ
2026年3月15日(日)
トイレバスルームを透明間仕切りで広々?!~サニタリーは機能優先でいいのだろうか?
トイレバスルームを透明間仕切りで広々

マンションなど集合住宅では水回りのリフォームは難しいものです。特にトイレは太めの排水管(直径10センチほど)がコンクリートの床(スラブと言う)を貫いて下に落ちていて、これが階下の天井裏を通って配管ダクトに流れて込んでいるのです。従ってこのスラブ下配管をやり直すことは不可能なのです。言い換えればトイレや浴室の排水配管の位置さえ変えなければ便器の交換や浴槽は床上でも可能なのです。最近は設備機器のメーカーなどがリフォーム界に参入してきて、リフォームのための新しい衛生機器やサニタリーシステムなどが開発され、大幅な改造が可能となりました。しかも便器もコンパクトになっていてその分空間も広々とできるのです。
その便器も排水管を中心に回転させて向きを変え、間取りを変えるなど、かなりのイメージチェンジもできるのです。同様にバスルームはユニットバスの進化により簡単に取り替えられ、部屋の床を少し上げるだけでバリアフリーにするなどのリフォームも可能となりました。狭いトイレも小さめの洗面器などでコーナーを化粧台にして壁面を鏡にするとさらに広々と豪華になります。2LDKなどではトイレや洗面脱衣室などの仕切りもエッチングを施したスモークガラスにしたり、イラストのように思い切ってすべて透明なガラス間仕切りにして、大理石などの見せるカウンターとしたり、間接照明などで柔らかな光にすれば家全体が広々とした心地よいリラクゼーションルームになるのです。


これからのサニタリーリフォームはただバリアフリーや機能のために機器を取り替えるだけではなく、その仕上げや空間を贅沢にし“色っぽく”デザインすることで若々しさを保つ秘訣です。もちろん老いの身体に優しく温かいリフォームとし、いざ倒れたときなどの緊急通報や、さらに老いても自力で這ってでも行ける“水洗おまる”のようになるようベッドとの位置関係などを考えて行なうのです。
関連記事
- 「場取り」のLDKプランニング~IT社会では「間」ではなく「場」
- 「場」に「時」を加えることが現代の「“間”取り」~IT社会では「間」ではなく「場」
- “個”室で失われる家族と夫婦「時取り」と「場取り」~IT社会では「間」ではなく「場」
- トイレ浴室をもっと創造的な空間に~サニタリーは機能優先でいいのだろうか?
- 都市での防災思想~都市の住まいに求められる思想とは
- “狭楽し”手法?~都市の住まいに求められる思想とは
- 顔の見える子ども部屋~都市の住まいに求められる思想とは
- 庭があって初めて夫婦の「家庭」?!~夫婦の家
おすすめ特集
人気のある家をテーマ別にご紹介する特集記事です。建てる際のポイントや、知っておきたい注意点など、情報満載!
注文住宅のハウスネットギャラリー






















