住宅関連記事・ノウハウ
2025年11月29日(土)
「住まいのストレス」は他のストレスと比較して長い間解消できない
はじめに
住まいについての調査で、住まい手の住環境への満足度とストレス・健康感の関連を分析したものがあります。結果は、「住まいのストレス」は他のストレスと比較して長い間解消できない、とお考えの方々は多いということが判明しました。※1
住まいのストレス 収納や家事動線以外に「日当たり」なども重要
主な住まいのストレスとして考えられることは、「収納」や「家事動線」はもちろんですが、普段家事に携わらないと考えられる子どもでも「日当たり」「風通し」「空気質」そして「温熱環境(夏・冬)」を重要視するようです。
特に子どもたちは、「収納」や「家事動線」といった「オトナの事情」の優先度が高い保護者と比べ室内温度を体感しやすいため、子どものほうが保護者より室内の「温熱環境(夏・冬)」を重要視している調査結果があります。※2
一方、子育て期の親子では「バリアフリー」「音環境」については、さほど重要な問題として捉えられていないようです。
住む地域環境の満足度も重要なポイント
あわせて、重視すべきことは良好な地域コミュニティ環境ですが、地域コミュニティ環境と住まいの環境はそれぞれ密接な関係があります。地域コミュニティの施設整備、野外自然、利便性、社会的環境により、地域への満足感が変わります。地域への満足度が高くなればなるほど、特に子育て中の方々にとっては住まい環境への満足度も高まるようです。
スペックだけにこだわった住宅性能の改善だけではなく、屋外環境や地域コミュニティの状態も把握し、その結果に基づいて環境を改善していくことは、結果として長い間快適に過ごせることは間違いなさそうです。
※1:出典 住環境満足度と居住者のストレス・健康感の関連分析こちらから
日本建築学会環境系論文集 2013/04 (686),359-366頁
堤仁美, 長澤夏子,松岡由紀子, 秋山友里, 加藤龍一, 秋元孝之, 田辺新一 共著
※2:出典 住環境・コミュニティ、住まいと子育て世帯の健やかな生活こちらから
首都大学東京都市環境科学研究科都市システム科学域
『都市科学研究』編集委員会 都市科学研究 2012-03-30 4巻 61 - 69ページ
小杉 理理子 伊藤 史子 共著
関連記事
- 洗濯物の部屋干しで結露・カビのリスクが上昇
- 「家相」はあるか?家相はあるのです!
- 過度な湿気は要注意!アレルギー疾患のリスクについて
- 断熱性能が高い住宅は健康維持で工事代金の回収ができる
- 「家相」はあるか?(4) 家相にはどこまで従うか?
おすすめ特集
人気のある家をテーマ別にご紹介する特集記事です。建てる際のポイントや、知っておきたい注意点など、情報満載!
注文住宅のハウスネットギャラリー






















