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2026年3月22日(日)
まず夫婦の「場」を考える?!~間取りから場取りへ4
夫婦の「場」がない住まいの現実
住まいの中で夫婦すなわち「夫の場」と「妻の場」を探すのです。すると夫の「場」より妻の「場」が鮮明に見えて来るのです。住まいにおいては圧倒的に「妻の場」が優先されていることが分かります。もっとも現代の子ども優先の家では親である夫婦の存在は二の次ようで「妻の場」も結局のところ「妻」ではなく「母の場」なのかも知れません。確かに今の住まいや家づくりでは改めて「親」すなわち「夫婦」の「場」が少ないことが気になります。夫の書斎や妻専用の家事室が部屋としてある家は、広さに余裕のある家で、多くはリビングの片隅のパソコンコーナーの書斎や台所の片隅の家事コーナーなど物置台の机かテーブルとしか思えないものです。
なぜ夫の居場所は消えてしまうのか
実際の妻の居場所はこのLDKで、言わばほとんどが妻の家事室と言ってもいいほどなのですが、夫の居場所はありません。家づくりやリフォームの際、あまり要求が多くないご主人方も、なぜか書斎だけは要求されるのですが、実現しても2階のその奥の北側の片隅などに、畳2枚ほどの狭苦しい書斎となるのです。新築後しばらくするとそこはまるで物置で、あれほど “熱望”した書斎がなぜと思うのですが、その理由は「狭い」からで、夏は冷房をかければ寒く、冬は暖房すれば暑いのです。しかも誰もいない2階の片隅にあえて行こうなどという気も起きないと言うのです。結局のところ皆がいる茶の間かダイニングでパソコンを広げることになるのです。
夫婦で共有する「夫婦室」という発想
そこで私の提案は、夫婦が仲良く “書斎”と“家事”をすると言うまさしくほほえましい“夫婦室”の“姿”です。

LDKを夫婦の書斎と家事室にする
LDKのLすなわち「居間」を私は“家族が居る間”と言い、家族が“好きなことをやって居る間”だとも言うのです。そこで書斎や家事室をLDKから離れた所に置かずに、LDKすなわち居間と食卓と台所のすべてを夫婦の書斎と家事室とし、普段そこで広々と作業をすればいいのです。当然のごとくリビングダイニングの隣りだけに冷暖房がよく効くだけではなく、視覚的にも広く、家事室兼用のため掃除も行き届き、さらにうれしいことに台所に近いため“コーヒーのサービス”もあるのです。
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